こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今回は、
「正しい値上げの方法」の第4回目です。
あなたの収入に直結する内容なので、
ぜひ読んでみてください。
(先日もお伝えしたとおり、今年からは
「第1回」「第2回」……とシリーズ形式の
記事を増やすことにしました。
もし、まだ第1回目を読んでいなければ、
先に第1回目の記事をご確認ください。)
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『正しい値上げの方法(第4回目)』
あなたの商品を30%以上値上げする方法
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前回の内容を少し復習しておくと、
正しい値上げの方法には以下4つのステップがあります。
1.お客さんが価値を感じている部分と
価値を感じていない部分を調べる
2.調査結果を元に商品を調整する
3.顧客層を変える
4.新しい顧客層に届きやすい集客方法を探す
前回は、4つのステップのうち
1ステップと2ステップについて解説しました。
もしまだ読んでいない場合は、
ぜひ前回の記事も読んでみてください。
今回は、残りのステップ3とステップ4を
解説します。
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3.顧客層を変える
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前回もお伝えしましたが、
30%以上の値上げは客離れを起こしやすいため
顧客層を変える必要があります。
ただ、顧客層を変える場合
既存のお客さんにヒアリングしても、
ニーズが分かりません。
既存のお客さんと新しいお客さんの層が
かぶる場合もありますが、
そんなに多くはないからです。
新しいお客さんと層がかぶらない場合は、
今まで買っていなかった人とか、
「変な人」にヒアリングしてください。
こう言うと、おそらく
「『変な人』ってどういう人のこと?」
と思いますよね。
ちょっとここで、かしこぶっていいですか?
経営の神様、
ピーター・ドラッカーという人物がいます。
彼はこんなことを言っていたんです。
「予期せぬ成功ほど、
イノベーションの機会となるものはない。
だが予期せぬ成功は、ほとんど無視される。
困ったことには存在さえ否定される」
と。
何だか難しいですよね。
簡単に言えば、変なお客さんこそ
本名のお客さんになりやすいということです。
変なお客さんというのは、
次の2つのパターンがあります。
・意外な質問をしてきた人
・意外な使い方をしてきた人
つまり、あなたが予期しないようなニーズを
持っている人が、「変なお客さん」というわけです。
ヒアリングするときは、口頭だけだとわかりにくいので
事前に文章や画像、チラシ、模型などを用意して
見せるようにしてください。
では、次は最後のステップ4を解説します。
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4.新しい顧客層に届きやすい集客方法を探す
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新しいお客さんに、
以下の3つの質問をしてみてください。
(1)あなたがこの分野において、情報収集を
しているメディアは何ですか?
時間をかけているものから上位3つ教えてください。
(2)最近、あなたがこの分野において、
一番興味がある人は誰ですか?
上位3人を教えてください。
(3)あなたはこの分野の商品を買う時、
もっとも参考にする情報は何ですか?
SNS? 口コミ? 広告?
この3つの質問でよく出てくる答えが、
お客さんがよく見ているメディアなんですね。
ですので、たとえばあなたのお客さんが
Xをよく見ているのならXをやってみる。
グーグル検索で情報収集しているなら
グーグル広告を出してみる。
という風に、お客さんに届きやすい方法で
集客するといいです。
正しい値上げの方法4ステップの説明は、
ここまでになります。
ご紹介した4ステップを実践し、
私は6倍以上の値上げに成功しました。
また、クライアントからも
「相馬さんの言う通りにやったら、値上げしても
売れました!」といった喜びの声をたくさん頂いています。
ぜひあなたも実践して、
利益や収入を増やして下さい。
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以上、「正しい値上げの方法」の第4回目でした。
次回、第5回目は今回のシリーズの最後になります。
ぜひ楽しみにしていてください。