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こんにちは。
相馬一進（そうまかずゆき）です。

今回は、「メンタルブロックの真実」の第4回目です。

前回は、メンタルブロックを外し方の嘘と
本当に効果のある最新の方法についてお伝えしました。

メンタルブロックを外す最も効果的な方法は、
認知行動療法でしたね。

第4回目では、
この認知行動療法のやり方を具体的に解説します。

非常に効果が高い方法なので、
ぜひ最後まで読んで実践してください。

（第1回目～第3回目の記事も、
まだ読んでいない場合は読んでみてください）

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　『メンタルブロックの真実（第4回目）』
　メンタルブロックを外す3ステップ

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では、認知行動療法のやり方を解説していきます。

これからお伝えする方法を知っている人は、
世の中全体の1%以下だと思います。

「なんだかすごそうだけど、難しいんじゃないの？」
と思ったかもしれません。

そうですね。

この認知行動療法は複雑に説明すると、
何ステップにもなります。

ですが、ここでは
認知行動療法を初めて学ぶ人のために、
簡単に3ステップでお伝えします。

まず、前提として、認知行動療法は
あなたがネガティブな感情になったときにおこないます。

たとえば、
「なんかやる気が出ないなー」「ちょっと怖いなー」
などと感じたことってありませんか？　

そう感じたら、次のステップ1をやりましょう。

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ステップ1：認知のゆがみを見つける
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あなたがネガティブな感情になったときに、
「なぜ私はこういった気持ちになっているんだろう？」
と自分に問いかけます。

例として、ここでは
お金についてのメンタルブロックを
扱ってみます。

あなたが「お金を追い求めるべきではない」
という認知のゆがみを持っていたとしましょう。

たとえば、これからセールスをおこなうときに、
「何だかやる気が出ないな」と感じたとします。

そこで、「なぜ、こんな気持ちになっているのか？」
を考えます。

「無理に販売して、お金にがめつい人間だと
思われたくないからかな」という考えが
思い浮かんだとしましょう。

すると、あなたの中に
「お金を追い求めるべきではない」
という考えがあることに気づくかもしれません。

ポイントは、自分が心の中で
どんな言葉をつぶやいているのかに注目することです。

次に、ステップ2に進みましょう。

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ステップ2：認知のゆがみを修正する
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今回のケースで言えば、
「お金を追い求めること」に関する考えを検証します。

「お金を追い求めるべきではない」という考え方は
本当に正しいのでしょうか？　

つまり、認知のゆがみに疑念を吹き込みます。

「具体的にはどうやるんだろう？」
と思いますよね。

まずは、例外や別の考え方があるかを考えます。

たとえば、「お金を稼ぐことで、自分や家族の
生活を安定させられる」とも考えられますよね。

あるいは、「価値を提供して対価を得ることは
お客さんへの貢献である」などと
新しい考え方もできるかもしれません。

このステップ2を実践するときのポイントは、
「自分ではなく、他人だったらどう考えるだろう」
と想像してみることです。

たとえば、私のような合理的な人間や、
考え方が柔軟なあなたの知人なら、
どう考えるだろうかとイメージしてみてください。

あるいは、あなたの周りの
成功している起業家になったつもりで
考えてみるのもいいでしょう。

このように他人の立場で考えないと、
柔軟な思考ができないため、
認知のゆがみを修正できません。

これは、私が教えてきた多くの起業家が
つまずきやすかったポイントです。

あなたも、このポイントを意識してくださいね。

そして、ステップ2ができたら、
最後のステップ3に進んでください。

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ステップ3：逆の行動をする
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私はこれを「逆転行動」と呼んでいます。

「どういうこと？」って思いますよね。

たとえば、今までの自分だったらしないような、
逆の行動を「あえて」やってみるということです。

あなたは、今までは
「お金を追い求めるべきではない」という考え方でした。

なので、お金を稼ぐことに
あまり挑戦してこなかったとします。

この逆転行動はどんなものになるかわかりますか？

例を挙げると、実際に商品やサービスを提供して
お金を得ることや、お客さんに販売して
反応を確かめることなどです。

ポイントは、信じられないくらい小さくても良いので
実際に行動してみることです。

間違っても、大きな行動はしてはいけません。

大きな行動をしようとすると、どうなると思いますか？

今までの自分とは心理的なギャップが大きすぎて
行動できなくなります。

まずいですよね？　

なので、なるべく小さな行動をしましょう。

たとえ、小さな行動であっても、
「お金を稼ぐことは悪いことではない」
と腑に落ちるからです。

つまり、あくまで
認知のゆがみを修正するための行動であり、
結果を出すための行動ではないことをご理解ください。

私は今まで、
のべ7,000人の起業家を指導してきましたが、
その中で悟ったことが1つあります。

それは、成功しない人ほど
「腑に落ちてから行動しよう」とします。

要は理解して腹落ちしてから
初めて行動しようとするんですね。

あなたもこうした傾向ありませんか？

でも、それは違います。

成功する起業家は「行動するから腑に落ちる」
ということを理解しています。

つまり、まだ腹落ちする前の、
不安やモヤモヤがちょっとある状態で、
「試しに売ってみる」といった行動をするんです。

そして、売ってみたら、
「意外とお客さんが喜んでくれた」
ということを経験したとします。

そうすると、
「お金を追い求めることも悪くないのかも」
と思えるようになるんです。

その結果、認知のゆがみが修正されます。

これが「行動するから腑に落ちる」ということです。

以上が、3ステップです。

この3ステップをやってみると、
認知のゆがみが少しは外れると思います。

ただし、1回で劇的に変わることはありません。

だいたい20回ほど
認知行動療法をおこなう必要があります。

「えっ、20回もやるの？」と思うかもしれません。

ですが、これはいろいろな論文でも証明されています。

たとえば、3年前に出た
千葉大学の新しい論文があります。

それによれば、通常16回おこなうと書いてあります。

認知行動療法の最新の動向：薬物療法を超える
「会話療法」とデジタル・セラピューティックスの話題
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/111/11/111_2311/_pdf

また厚生労働省が出している認知行動療法の
治療者用マニュアルでは、
16〜20回おこなうと書いてあります。

うつ病の認知療法・認知行動療法 治療者用マニュアル
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/01.pdf

これらの論文は、興味があれば読んでみてください。

自己啓発やスピリチュアルの業界のトップでも
知らない知識が詰まっています。

さて、ここであなたは気づきませんか？

いわゆる自己啓発やスピリチュアルの講師などは
「一発で人生が変わる」とか、「一撃で改善する」
みたいなことを言っていますよね。

あなたもそういったことを言っている人を
見たことがあるかもしれません。

しかし、私に言わせればそういった人は情弱です。

こういった最先端の論文を読み解く力がないので、
「一撃で変わる」と思い込んでいるわけです。

いいですか、騙されないでくださいね。

メンタル改善に
「一発逆転」はありえません。

しかし「二十発逆転」ならありえます。

だから、自己啓発やスピリチュアルは
情弱が教えている世界だと言ってるんです。

講師は「一発逆転ができる」と言っていて、
生徒はそれに騙されているのです。

可愛そうですね。

さて、ご紹介した3ステップをやってみると、
認知のゆがみが少し外れると思います。

しかし、繰り返しになりますが、
一発で劇的に変わるということはありえません。

最新の心理学に基づいていえば、
およそ20回はやる必要があります。

「でも、20回は多いな」と思いますよね？

たしかに、ほとんどの人は
認知行動療法を習慣にして
20回やるところで脱落します。

難しかったり、飽きてしまったりするからです。

そこで次回は、あなたが面倒くさがりであっても
簡単に認知行動療法を続けられる、
AIを使った最新の方法をご紹介します。

ここまで読んでくれたあなたに、
特別なプレゼントも用意しているので
ぜひ楽しみにしていてください。

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「メンタルブロックの真実」の第4回目は以上です。

次回、第5回目でこのシリーズは終わりです。

ぜひ最後まで読んで、あなたのメンタルブロックを
外していただきたいと思います。