こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
たまに、何かのビジネスをしている人が
次のように言っていることがあります。
「私はこの仕事の社会的な評価を上げたいんです!」
と。
ですが、基本的には社会的な地位を
上げないほうがいいと私は考えています。
なぜなら、社会的地位を上げるほど
稼ぎにくくなっていくからです。
たとえば、社会的地位の高い職業である、
政治家、医師、弁護士などになるのは非常に難しいですよね?
一流大学に入るほど優秀な人の中でも
なかなかなることができません。
それは、社会的地位が高いからこそ、
競争が激しくなっているからです。
一方、社会的地位の低いビジネスは、
難易度が低くても稼ぎやすくなっています。
たとえば、アフィリエイターなどは
資格が何もなくてもできるにもかかわらず、
人によっては医師や弁護士よりも収入が高いでしょう。
ですが、
もしアフィリエイターの社会的地位が上がったら、
今のようにはいきません。
国立大学出身のエリートが就く職業になり、
競争が激化して難易度が上がっていくはずです。
(実際、2000年代初頭などと比べると
今はアフィリエイターの社会的地位が上がったので、
昔よりは稼ぎにくくなっています。)
ですから、社会的地位を上げたがる人を見ると、
「あなた、自分の首を締めてるけどいいの?」
と私は思います。
そういう人ほど、社会的地位が上がってしまったら
食えなくなることが多いからです。
ちなみに、社会的地位を気にするのは、
自己否定感や劣等感などの
メンタルの問題がある場合が大半です。
社会的地位を上げる運動をするよりも、
メンタル改善する心理学を学んだほうがいいでしょう。