こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
世の中のセミナー講師の中には
「いかにわかりやすく話すか」ということばかりに
フォーカスしている人がいます。
ですが、そうした講師の考え方は、
私から見ると必ずしも参加者のためになっていません。
なぜなら、参加者が結果を出すために重要なのは、
「理解」よりも「臨場感」だからです。
たとえば、ある講師がチラシでの集客について
わかりやすく解説したとします。
中学生でもわかるくらいに内容を噛み砕き、
冗談をまじえながら講師が話したとします。
そういったセミナーの参加者は
「よく理解できた!」と思うことでしょう。
ですが、こうした参加者がチラシ集客を
できるようになるかというと、そうでもありません。
これは私の感覚ですが、
9割の参加者は何もしない可能性が高い。
なぜなら、内容が理解できても
臨場感がないと人間は行動しないからです。
ここで言う臨場感とは、
「自分にもできそうだ」と実感することを指します。
たとえば、あなたは何気なく
テレビのリモコンを押すことがありますよね?
それは、
「テレビのリモコンを押すとチャンネルが変わる」
という現象に臨場感があるからです。
テレビの詳しい仕組みを理解している人は、
専門業者くらいしかいないでしょう。
つまり、あまり理解できていなくても
臨場感があれば人は行動できます。
そして、行動できれば人生は変わるのです。
ですから、私が講座をおこなうときは、
「どうしたら参加者の臨場感が上がるか?」を
とにかく考え続けています。
体験ワークを取り入れたり、
結果を出した人にインタビューしたりして
参加者の臨場感を高める工夫をしているのです。
まあ、これはあくまで私の考えなので、
他の人に押し付けるつもりはありません。
人生が変わらなくても
お勉強だけで満足する人もいるからです。
ただ、わかりやすいセミナーと、
臨場感の上がるセミナーのどちらがいいか
ぜひあなたも考えてみてください。
あなたの目的に合わないセミナーに行ってしまうと、
時間やお金のムダになってしまいます。