こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私はこれまで色々な会社を見てきました。
その上で言えることは、
会社に集まる社員(チームメンバー)の「色」によって、
会社の「色」もまったく変わってしまう、ということです。
ここでいう「色」とは、価値観とか行動パターンのことですね。
たとえば、社会貢献をしたいという「色」の経営者でも、
人材採用の募集の文章でミスをしてしまって、
銭ゲバの「色」の社員を採用してしまう場合があります。
それは、社会貢献のことを募集の文章にあまり書かず、
「うちはこんなに高待遇です!」みたいなことばかり書くと、
たまに起こってしまいます。
すると、会社の中で、急に不協和音が流れるのです。
今まで何も問題がなかった社内の会話において、
銭ゲバの人が他の人と意思疎通ができず、
ギクシャクしてしまうからです。
意思疎通ができない理由は簡単で、
他の人と銭ゲバの人が価値観がちがいすぎるのです。
そして、銭ゲバの「色」の人が
社内にもっと増えてしまうと最悪です。
社会貢献の「色」の経営者は
「仕事は本当に好きなのに、会社に行きたくない」と
感じるようになってしまいます。
それは、「色」がちがう人とは会話が成立しないからです。
結局のところ、会社って、
そこに集まる社員の価値観の集合体なのです。
銭ゲバの人ばかりがいくら集まっても、
社会貢献のビジネスにはなりえません。
「このビジネスネタをどうマーケティングするか?」
みたいなお金だけの会話が起こります。
逆もしかりで、社会貢献の人ばかりが集まったら、
銭ゲバなビジネスにはなりようがありません。
今日の結論。
ギクシャクを減らすためには、会社の人材採用で、
「色」が同じ人を採用することが本当に重要です。
それによって、ビジネスの方向性も大きく変わります。