こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私がマネジメントで大切にしているのは、
仕事に対する優先順位が低い人は雇わないことです。
私も経験があるのですが、
優先順位が低い人は色々な問題を引き起こします。
・仕事が遅くて先延ばしばかり
・「私にはやりたいことがあるんで……」が口ぐせ
・やる気が低く、周囲の雰囲気を悪くする
ですので、こういう人は採用しないのが良策です。
日本には数百万もの会社があるわけですから、
もっとピッタリの会社があるはずですよね。
また、自分で起業するという方法だってあるわけです。
であれば、仕事が楽しくもないのに
自分の会社にきてもらうのは、
お互いにとってミスマッチです。
ですので、仕事の優先順位が低い人は
できる限り採用しないようにしましょう。
もし、採用してしまったのであれば、
配置転換をしたり、話しあったりして、
仕事の優先順位が上がるか見極めます。
そして、どうしても優先順位が上がらないなら、
できる限り早くクビにするのです。
クビにする決断は心苦しいですが、
「自分と合わない人と“結婚”してしまった」と
自分の非を認めて“離婚届”を出すしかないのです。
最後に、私がピーター・セージという起業家から学んだ、
人事採用についての金言をご紹介しましょう。
「あなたが雇わなかった人が、
あなたの会社を潰すことはない。
しかし、あなたがクビにしなかった人は、
あなたの会社を潰すことがある。
なるべく時間をかけて採用するが、
クビにするのはなるべく速やかにするべきである」
こう書くと厳しく感じるかもしれませんが、
起業という世界は本当に厳しい世界なんですよね。