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科学で暴くメンタルブロックの正体

心理学

2025年6月4日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。


前回から、「メンタルブロックの真実」という
シリーズ形式の記事をお送りしています。


第1回目の前回は、
よくあるメンタルブロックの誤解について
エビデンスに基づいてお伝えしました。


メンタルブロックは、精神論では克服できず
また、「メンタルブロックの原因は潜在意識にある」
といった非科学的な理論も、間違いだということでしたね。


もしまだ読んでいない場合は、
ぜひ前回の記事を読んでみてください。


では、科学的には、
何がメンタルブロックの正体なのでしょうか?


今回は、最新の心理学の視点から、
メンタルブロックの正体を解き明かします。


ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

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 『 メンタルブロックの真実(第2回目)』
 科学で暴くメンタルブロックの正体

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前回もお伝えしましたが、
メンタルブロックは心理学の用語ではありません。


ですが、心理学の世界で
メンタルブロックに近い概念は存在します。


それが「認知のゆがみ」という概念です。


そして、これが科学的に説明できる
「メンタルブロックの正体」です。


あなたは、この認知のゆがみって知っていますか?


その名前の通り、
認知(ものの見方)はゆがんでいるということです。


私たち人間は、世界をあるがままに
見ているわけではありません。


いろいろな色眼鏡を通して世の中を見ています。


たとえば、あなたが赤い色眼鏡をつけていれば、
空に浮かぶ真っ白い雲を見ても、
赤く見えてしまいますよね。


その赤い色眼鏡のことを認知のゆがみといいます。


これが、私たちが「行動したい」と思っても
行動を止めてしまう原因になっているのです。


たとえば、あなたが起業家だったとして、
「お金を追い求めるべきではない」と
考えていたとしましょう。


すると、あなたがお金を稼ごうとしたときに
ブレーキになります。


この意味、わかりますか? 


もし「お金を追い求めるべきではない」
とあなたが思っていたら、
お金を稼ぐときのモチベーションが低くなります。


なぜなら、お金を稼ぐ行為は
「お金を追い求めるべきでない」という考え方に
反してしまうからです。


実例として、私が知っているある起業家の話をしましょう。


その起業家はまさに、
「お金を追い求めるべきではない」という
認知のゆがみを持っていました。


20代の男性だったのですが、
その起業家は自分のビジネスにおいて、
集客のためにあるキャンペーンをすることにしたのです。


そのキャンペーンが成功したら、
1,000万円くらいの利益を会社に運んでくれそうでした。


そこでその起業家は何をしたと思いますか?


何もしませんでした。


結論からいうと、彼はキャンペーンの準備を
ほとんどせず、怠けてしまったのです。


理由は、そのキャンペーンに対する
やる気が出なかったからです。


この意味、わかりますか?


なぜ、彼はやる気が出なかったのでしょうか?


それは、もしキャンペーンが成功してしまったら
お金が手に入って「しまう」からです。


そして、「お金を追い求めるべきではない」という
自分の認知のゆがみとぶつかってしまうんですよね。


彼はとても苦しみました。


「キャンペーンを成功させたい」という自分も
たしかにいました。

 

同時に「お金を追い求めるべきではない」
という自分もいたのです。


それらの板挟みになり、大して行動もできないのに
ストレスまみれで、夜も熟睡できない日々が続きました。


その結果、キャンペーンは大して成功しませんでした。


準備をしていなければ、成功しなくて当然ですよね?


そして、キャンペーンが終わった後には
彼のメンタルはボッロボロになってしまいました。


1か月くらい無気力状態になり、
ほとんど何も行動できなくなってしまいました。


これが「お金を追い求めるべきではない」という
認知のゆがみを持っていた人の末路です。


悲惨でしょ?


さて、勘の鋭いあなたのことですから、
気付いたかもしれません。


そう、今の話は過去の私の話です。


昔の私はこういった
認知のゆがみだらけだったんです。


今では、もちろんそんなことはありません。


お金が儲かったら、純粋に嬉しいです(笑)。


コツコツとメンタル改善をして、
ようやく幸せに結果を出すことができるようになりました。


そして、あなたにもそうなってほしくて
この記事を書いています。

 

さて、話を戻しましょう。


「お金を追い求めるべきでない」といった
認知のゆがみのことを、臨床心理学の世界では
「べき思考」といいます。


その名の通り、「〜すべきだ」
または「〜すべきでない」という思考のことです。


考えてみてください。


「お金を追い求めること」は
別に法律で禁止されているわけではありません。


しかし、「お金を追い求めるべきではない」
という「べき思考」があると、
自分にブレーキをかけてしまうわけですね。


そして、ここからが重要です。


実は認知のゆがみといっても、たくさんあります。


別に心理学の専門家でなければ、
全部覚える必要はありません。


一応さらっとだけ理解していただければと思います。


それでは、認知のゆがみを4つ紹介します。


【恐怖症】


有名なのは対人恐怖症です。


もしあなたが人と接するのが怖かったとします。


すると、セールスなど、
人と接するような行動をするときに
心のブレーキになってしまいます。


【自己効力感の低さ】


自己効力感は、「自分はできる」という
感覚のことです。


ですから、自己効力感の低さとは
「自分にはできる気がしない」といった
認知のゆがみです。


この認知のゆがみがあると、
行動するときのモチベーションが低くなります。


【学習性無力感】


これは何度も何度も失敗して、
繰り返し無力感を味わうとできてしまう
認知のゆがみです。


その結果、
「また挑戦しても、どうせまた失敗するだろう」
と無力感を持ってしまうのです。


イメージできますよね?


無力感を持ってしまうと、
やはり行動するときのモチベーションが低くなります。


【セルフハンディキャップ】


これは、「自分に不利な状態にすることで、
失敗してもプライドが傷つかないようにすること」です。


たとえば学生の場合、
テスト前にしっかり勉強したのに、
悪い点を取ってしまったらプライドが傷つきますよね。


ですので、テスト前にあえて勉強しないことで、
悪い点を取ってもプライドが傷つかないようにするんです。

 

このように、認知のゆがみには広い意味で
いろいろと種類があるのです。


しかし、自己啓発とかスピリチュアルの講師って
「メンタルブロックの原因は1つです」と言うのです。


あなたは、これを聞いてどう感じますか?


私は「ホームラン級の情弱だな」と感じます。


ご存知のように、そもそも世の中というのは
そんなにシンプルなものではありません。


しかし、情弱はそれが理解できず
シンプルにものを考えようと「しすぎる」わけです。


メンタルブロックも同じです。


メンタルブロックにもたくさんの原因があります。


しかし、自己啓発とかスピリチュアルを教えている
情弱の講師は、それらの原因を全部理解できません。


そこで、「潜在意識」のような、
たった一つの原因で説明がつくような
トンデモ理論を教えてくるわけですね。


あなたも騙されないでください!

 

ともかく、メンタルブロックの正体は、
科学的に言うと認知のゆがみなのです。


では、どうすれば認知のゆがみを外せるのでしょうか?


ちまたでは、「瞑想」「開運グッズの活用」
「特定の言葉を何度も唱える」などが、
メンタルブロックを外す方法だと
紹介されていることがあります。


しかし、実は、これらは効果がありません。


次回は、ちまたに広まっている
メンタルブロックの外し方の嘘を解説します。


もちろん、メンタルブロックを効果的に外す
最新の方法もお伝えしますね。


=======================


以上、「メンタルブロックの真実」の第2回目でした。


次回の記事も、楽しみにしていてください。

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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