こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前、私は、成功哲学のセミナーをしている講師が、
人事採用について話しているのを聞いたことがあります。
その方いわく、
「やる気がある人を採用すれば間違いない」。
……そんなわけがないですよね。(笑)
それで、重要なのはここからです。
そのセミナー講師の言うことを聞いて、
実際に「やる気があるかどうか」だけの基準で
人事採用をおこなった会社がありました。
その会社はどうなったと思いますか?
なんと、やる気だけで選んだその新人は、
お金を持ち逃げして消えてしまったそうです。(苦笑)
こういった、「専門外」の人からのアドバイスを聞いて
失敗した例はいくらでもあり、それこそ何個でも
ご紹介することができます。(笑)
私自身、人事採用のプロから学んで
うまくいっているのは、下記の3つです。
1.自分の考え方を変えられる人を選ぶ
多くの人は、自分の考え方に固執して、
「私は正しいんだ!」と思いこんで、
考え方を変えようとしません。
こういう人は話にならないですね。。
(※ちなみに、こういう人はセミナーを受けても
絶対に人生が変わらないです。)
2.実際のスキルがある人を選ぶ
例えば、事務の人を採用したければ、
事務に必要なスキル(例えばExcelやWordなど)が
あるかどうかで判断します。
この点で判断をすると、よっぽどのスキルがない限り、
大卒の方は採用すべきでないことの方が多いです。
3.抽象的な思考ができる人を選ぶ
具体的な思考しか出来ない場合は、
マクドナルドのレジ打ちなどの単調作業しか、
お願いできません。
高度な仕事になればなるほど
抽象的に考えられる人でなければ務まりません。
こういった抽象的な思考というのは、
8割は先天的に決まるので(2割は後天的ですが)
育てることが難しいスキルです。
ですので、面接の時点で、
相手が抽象的な思考ができるかどうかを
見極めないといけない、ということです。
以上3点、参考にしてみてください。