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過干渉が依存を生む

心理学

2018年4月5日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

日本って、とにかく人に干渉する文化でよね。

20歳を過ぎた立派な「大人」なのに、
いつまでも子供として扱って干渉する親が
とても多いと感じています。

 

 

また、世の中も親が子供に対して
いつまでも干渉することを求めているとも感じています。

 

たとえば、芸能人の実の子どもで、
20歳を過ぎた「大人」が犯罪をおかした場合、
ニュースになりますよね。

 

そしてなぜか、芸能人は記者会見を開き、
20歳を過ぎた「大人」の代わりに謝罪をするのです。

「世間の皆様、お騒がせして申し訳なく思います。
私は子どもの育て方を間違えました」と。

 

これが私には理解ができません。

※そもそも、反社会性行動は育て方よりも
遺伝の割合が高いことが分かっています。

 

欧米では20歳(または成人)を過ぎたら
子供ではなく1人の「大人」であり、
完全に親の人格とは切り離されます。

 

ですので、我が子と言えども
20歳を過ぎた「大人」であれば、
親とは別人がおかした犯罪なのです。

 

もちろん、親が謝罪をする必要などありません。

 

さて、感覚的に言うと、子供が0歳の赤ちゃんの時には
親は100%干渉しなければいけません。

 

なぜなら、赤ちゃんには干渉してあげないと
1人でおっぱいも飲めず、オムツも変えられないので
死んでしまうからです。

 

そして年を1歳とるごとにその割合が
5%ずつ下がっていきます。

つまり、1才児には95%干渉し、2才児には90%干渉し、
3才児のコードには85%干渉し……といった具合です。

 

そして、子供が20歳になった時に
干渉してよい割合は0%になるわけですね。

 

この割合を超えて干渉することが過干渉です。

 

そして、親から過干渉をされて育った子どもは、
大人になると親と同じように人に接するようになります。

自立心がなく、他人に依存する、
自己肯定感が低い大人に育つのです。

 

こうやって、子供に過干渉をすることによって
子供の自立心を奪う親がとても多いのは
日本の問題だと思っています。

 

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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