こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
日本って、とにかく人に干渉する文化でよね。
20歳を過ぎた立派な「大人」なのに、
いつまでも子供として扱って干渉する親が
とても多いと感じています。
また、世の中も親が子供に対して
いつまでも干渉することを求めているとも感じています。
たとえば、芸能人の実の子どもで、
20歳を過ぎた「大人」が犯罪をおかした場合、
ニュースになりますよね。
そしてなぜか、芸能人は記者会見を開き、
20歳を過ぎた「大人」の代わりに謝罪をするのです。
「世間の皆様、お騒がせして申し訳なく思います。
私は子どもの育て方を間違えました」と。
これが私には理解ができません。
※そもそも、反社会性行動は育て方よりも
遺伝の割合が高いことが分かっています。
欧米では20歳(または成人)を過ぎたら
子供ではなく1人の「大人」であり、
完全に親の人格とは切り離されます。
ですので、我が子と言えども
20歳を過ぎた「大人」であれば、
親とは別人がおかした犯罪なのです。
もちろん、親が謝罪をする必要などありません。
さて、感覚的に言うと、子供が0歳の赤ちゃんの時には
親は100%干渉しなければいけません。
なぜなら、赤ちゃんには干渉してあげないと
1人でおっぱいも飲めず、オムツも変えられないので
死んでしまうからです。
そして年を1歳とるごとにその割合が
5%ずつ下がっていきます。
つまり、1才児には95%干渉し、2才児には90%干渉し、
3才児のコードには85%干渉し……といった具合です。
そして、子供が20歳になった時に
干渉してよい割合は0%になるわけですね。
この割合を超えて干渉することが過干渉です。
そして、親から過干渉をされて育った子どもは、
大人になると親と同じように人に接するようになります。
自立心がなく、他人に依存する、
自己肯定感が低い大人に育つのです。
こうやって、子供に過干渉をすることによって
子供の自立心を奪う親がとても多いのは
日本の問題だと思っています。