こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私はGmailでメールの処理をすべておこなっています。
それは、Gmailが持つ、
「スパムメールのフィルタリング(=ふるい分け)機能」
が素晴らしいと感じるからです。
また、フィルタリング設定を手動でもたくさん作って、
不要なメールは自動的に迷惑フォルダ(またはアーカイブ)に
行くように設定をしています。
さて、私がフィルタリングをするときは
統計学の考え方を使っています。
陽性:読みたくないメールが迷惑フォルダに行くこと
陰性:読みたいメールが受信フォルダに来ること
偽陽性:読みたいメールなのに迷惑フォルダに行くこと
偽陰性:読みたくないメールなのに受信フォルダに来る
こと
ご参考:第一種過誤と第二種過誤(Wikipedia)
ここで重要なことは、
偽陽性と偽陰性はトレードオフであるということです。
フィルタリングの機能を強くすると
受信フォルダには読みたいメールだけが来ますが、
偽陽性のリスク(第一種過誤)が上がります。
すなわち、読みたいメールなのに
迷惑フォルダへ行ってしまうリスクです。
一方で、フィルタリングの機能を弱くすると
迷惑フォルダに読みたいメールが行かなくなりますが、
偽陰性のリスク(第二種過誤)が上がります。
つまり、読みたくないメールなのに
受信フォルダに来てしまうリスクです。
そして、ここからが重要です。
メールの中には偽陽性のリスクをとった方がいいメールと、
偽陰性のリスクをとった方がいいメールの2つがあります。
偽陽性のリスクをとった方がいいメールの例は
メールマガジンなどです。
要は、仮に迷惑フォルダに行ってもさほど問題がないもの。
これによって、変な会社から送られてくる
スパムのメールマガジンが受信フォルダに来るのを防ぎます。
逆に、偽陰性のリスクをとった方がいいメールの例は
取引先などからの個別メールなどです。
もし重要なメールが迷惑フォルダに行ってしまったら
大変なことになってしまいますよね。