こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「相馬さんは、どうやって未来を予測してるんですか?」
といったことをたまに聞かれます。
その方法はいろいろあるのですが、
1つはアマゾンのランキングをずっと見ることです。
特に、私がよく見ているのは
アマゾンのビジネス書のランキングです。
実は私は、アマゾンの滞在時間が
非常に長いユーザーです。
FacebookなどのSNSに比べて、
はるかに長い時間、アマゾンのサイトを見ています。
ですので、その強みを活かして
アマゾンのランキングを定点観測しているのです。
すると、「昔なら売れなかったであろう本」が
意外と売れていることに気づくことがあります。
逆に、「昔なら売れていたであろう本」が
最近はあまり売れていないことにも気づくこともあります。
こういった変化から、未来を予測しているのです。
また、アマゾンの場合は、
本のレビューも未来予測に役立ちます。
私は本を読むときに
「他の読者はこんなことを、レビューに書くのではないか」
と予想するようにしています。
そして読後にその本のページに行き、
どういったレビューが多いかを実際に確認しているのです。
そして、自分が予想していたレビューとは
ちがうレビューがとても多い場合、
自分が時代の変化に遅れていることを意味しています。
そういったときはチャンスで、
世の中の変化に対して仮説を立てるのです。
こういったことをし続けていると、
整合性が高い仮説が見つかるので
どんな変化が今起こっているのかがわかってきます。
そして、今の変化のベクトルがわかると
未来も予想できるという具合です。
私の場合はビジネス書の分野だけですが、
どんな分野でも定点観測からの仮説と検証は
変化の胎動に気づく手がかりになりますね。