こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
近年、自己啓発の嘘が暴かれてきています。
2000年代半ばくらいまでは、
クソみたいな自己啓発本やセミナーが
世の中に大量に出回っていたものです。
ただ、それ以降の時期から
徐々にエビデンスのある情報が広まり、
自己啓発業界はやや勢いを失ってきています。
実際、「トイレ掃除をすれば成功者になれる」といった
あきらかに嘘の多い自己啓発本などは、
一時期より減ってきているでしょう。
この社会の変化を、私は好意的にみています。
なぜなら、以前から公言しているように、
人生を変えるために役立たない自己啓発を
私は嫌っているからです。
ご参考:私が自己啓発が嫌いな理由
引き続き、エビデンスのある情報が
重視される世界になってほしいものです。
ただ、「自己啓発は形を変えるだけで
消えはしないだろうな」と、感じてもいます。
どうしてかと言うと、自己啓発と表記されてなくても、
実際は「自己啓発まがいのコンテンツ」が
世の中には多くあるからです。
たとえば、最近ではYouTubeやSNSで
ビジネスや人生について語る人が増えました。
その中には有益な内容もありますが、
非科学的な精神論も多数あります。
「目標を紙に書けば成功する!」といった話を
相変わらずしている人も多いですよね(苦笑)。
そして、そういった「自己啓発まがいのコンテンツ」が
世の中から消えることはないでしょう。
その理由は、「自己啓発まがいのコンテンツ」を
情報弱者が好み、追い求めているからです。
需要がある限り供給もなくならないので、
今後も「自己啓発まがいのコンテンツ」は
人類の歴史に存在し続けるはずです。
そして、いつの時代も
「自己啓発まがい」にハマった情報弱者は、
人生を変えられずに死んでいく。
その場では「気づきを得た」と感じても
実際のビジネスでは成果を出せずに
時間を浪費して追いていくのです。
昔はこうした社会の構造に対して
私も怒りや嫌悪を感じていました。
ですが、最近は感覚も変わってきています。
「地獄に落ちる奴は、勝手に落ちれば?」
と、笑えるようになってきましたね。
現実に売上を立てるために役立つ
セールスやマーケティングの価値がわからない人は、
勝手に転落すればいいのです(笑)。