こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は「仕組み化」がわりと得意なのですが、
すると友人からこんな質問をされることがあります。
「相馬さんは、協会ビジネスはしないんですか?」と。
協会ビジネスとは、新・家元制度とも言われるのですが、
「生徒を先生に育てて、その先生をサポートする仕組み」
のことです。
ですが、協会ビジネスをやろうとは、私は思いません。
なぜなら、インターネットの潮流、
すなわち情報革命の流れに逆らっているからです。
情報革命とは、大きな組織が力を失っていき、
消費者が力を持つことに他なりません。
このことは、もう何年も前から私が言い続けています。
ご参考:「ビジネス心理学」の目的
大きな組織が力を失っていき、消費者が力を持つとは、
中央集権から分散(非中央集権)への流れのことです。
さて、協会ビジネスとは典型的な中央集権の組織ですよね。
ですから、この情報革命の流れが進むほど
力を失っていくことが分かりきっています。
なぜなら、インターネットによって、
代わりに個人個人が力を持っていくからですね。
ちなみに、私のビジネス組織の作り方も
中央集権ではなく分散にしています。
「相馬が一番偉い」という中央集権ではなく、
チームメンバーみんなに情報を共有することによって
権限を分散させることを考えています。
ご参考:情報格差と権力の関係
私が何が言いたいかわかりますよね?
情報革命の流れが進むほど、
中央集権の大きな組織を作ることが
むずかしくなっていきます。
たとえば、暗号通貨(仮想通貨)は
国という中央集権の力が弱くなることを意味しています。
暗号通貨(仮想通貨)が増えれば増えるほど、
国が持つ通貨発行権の力は相対的に弱くなり、
国が持つ課税する力も相対的に弱くなっていくからです。
階層構造になっている組織の力は
今後ますます弱くなっていくのです。