こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今回は、前回の続きで、人見知りと
あがり症について、なのですが。
実は、人見知りや、あがり症以前の問題であることが
非常に多いと感じています。
なぜなら、人見知りや、あがり症というのは、
人間関係のパターンだからです。
つまり、人間関係が苦手な人の場合だと、
当然、初対面の人と会う時も、大勢の前で話す時も、
緊張してしまって当然ということになります。
例えば、よくある例だと、セルフイメージが低く、
「私は人から認められないし、愛されない」
といった考え方をしている人です。
こういう人の場合、その考え方を手放さない限りは、
そもそもうまくいかないでしょう。
初対面の場合でも、大勢の前でも、
「私は人から認められないし、愛されない」
と思っていたら、緊張して当然だからです。
また、
「目の前の、全ての人から好かれなければならない」
と思っている人の場合も厳しいですね。
こういった、おかしな価値観のことを
心理学では、イラショナル・ビリーフ
(非合理的な思い込み)と呼びます。
あなたもご存知のとおり、
人は多種多様な価値観を持っています。
そして、人によっては、
「私の価値観は絶対に正しい」
と信じこんでしまっている人もいます。
そういう人からしてみれば、
自分の価値観に合わない人は、嫌悪の対象になるので
あなたは全ての人から好かれるわけがありません。
こういったように、人見知りや
あがり症といったことは、
その人の心の中に問題がある場合が多いです。
あなたは、自分自身に対して、
他人に対して、どういった思い込みを持っていますか?
初対面の人と話すときも、大勢の人の前で話すときも、
その思い込みが影響を与える、ということになります。