こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
小林製薬の会長である小林一雅さんは、
「大手がやりたがらないことをやるのが、
ビジネスの秘訣だ」と語っています。
たとえば1970年頃、トイレに関連する製品は
汚いイメージがあって大手企業は扱っていませんでした。
たからこそ、「ブルーレット」や「サワデー」といった
トイレ関連のヒット商品で小林製薬は急成長したのです。
こうした「大手がやりたがらないことをやる」
という考え方は、個人の起業や副業でも重要な視点です。
たとえば、転売やアフィリエイトなどは
うさんくさいイメージがあって
大手があまり参入してきません。
そのおかげで個人でも稼げている人が多いのです。
ちなみに、一般的にビジネスの世界では
「自分がやりたいことをやったほうがいい」
ともよく言われます。
これは、「大手がやりたがらないことをする」
という考え方と矛盾しません。
なぜなら、「大手がやりたがらないことであり、
なおかつ自分にとってはやりたいことをやる」
という両立が本質だからです。
私自身、セミナーやコンサルティングなどの
世間から見るとうさんくさいビジネスもしています。
これは、「大手がやりたがらないビジネス」に
当てはまるでしょう。
ただ、論文や本で情報収集をしたり、
データを分析したりして人に解説するのは
私にとっては「やりたいこと」だと言えます。
このように起業や副業では
「大手がやりたがらないこと」と
「自分のやりたいこと」の両立が重要です。
単に「自分のやりたいこと」だけを追いかけると、
「美味しいものを食べたい(飲食)」とか
「楽器を演奏したいたい(音楽業界)」といった
大手もやりたがる分野がよく出てきます。
そういった大手もやりたがる分野は、
非常に難易度が高いので注意してください。
相馬一進