こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は「教育者を教育したい」という考えを持っています。
なぜなら、教育者のレベルが上がれば
その教育者から指導を受ける人たち全員の
人生が変わっていくからです。
言い換えると、教育者のレベルが下がると、
その教育者の指導を受けた人たちが、
まとめて苦しんでしまうとも言えます。
たとえば、ある外国語のセミナー講師が
参加者の遺伝的な個性を考えずに、
1つの勉強法を押し付けたとします。
「単語を丸暗記するのが正しい学習法です」などと。
すると、大半の参加者が
外国語を習得できずに脱落していくでしょう。
場合によっては、
「講師の言う通りにできない自分はダメだ」
と、劣等感を抱えてしまいます。
逆に、講師の勧める学習法が
たまたま遺伝的に合っていた参加者は
調子に乗って脱落者をバカにするかもしれません。
また、良かれと思ってその学習法を
別の人に教えるケースもあるでしょう。
すると、また特定の学習法だけが世に広まり、
そのやり方が合わない人は
さらに劣等感を抱えていくのです。
それでこうした問題は、
個別の参加者を教育していても解決できません。
諸悪の根源である教育者を教育し直してこそ、
業界全体に変化が起きていくのです。
こうした現象は、上の例のような
セミナーのビジネスに限った話ではありません。
というのも、ほとんどの個人事業主や起業家は、
お客さんに対して専門的な提案をしますよね?
お客さんの悩みを解決するために、
あなたも専門知識を教えることがあるでしょう。
その意味では、ビジネスをする人の大半は
一種の「教育者」だと言えます。
ゆえにビジネスをする人は、
お客さんを「教育」するために、
人間の強みと遺伝について知る必要があるのです。
もしあなたが強みや遺伝について無知なら、
あなたも偏った知識をお客さんに押し付ける側に
なってしまいかねません。
お客さんに劣等感を植え付ける、
愚かな教育者になってしまう可能性があるのです。
そんな愚かな教育者になると、
リピートが減って売上が下がるのは当然として、
お客さんからの不満の声も増えていきます。
すると、「一生懸命に知識を伝えているのに、
どうして感謝されないんだろう」
といった気持ちになるでしょう。
ですが、厳しい言い方をしますが、
これは教育者としてのあなたのレベルが
低いからこそ起きる悩みです。
いかに信念や情熱をあなたが持っていても、
教育者としてのレベルが低いと、
お客さんを導くことはできないのです。
だからこそ、私はビジネスをする人に、
「強みと遺伝の真実」を知ってほしい。
教育者を教育して、様々な業界に革命を起こし、
より多くの人が自分らしく
生きられるようになってほしいのです。