こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
お客さんに商品をセールスしたり、
何かしらのアドバイスをしたりするときに、
「どれくらい耳が痛い話ができるのか?」
でその人の器の大きさが分かります。
「人からよく思われたい」とか、
「人から嫌われたくない」といった
器の小さな人は、耳が痛い話ができないのです。
その代わりに、お客さんのことを褒め称えたり、
毒にも薬にもならない話をしたり、
そんなことしかできないのです。
これ、同じことが部下の教育や子育てにも言えます。
「人はホメて育てよう」みたいな悪しき習慣を
低レベルなコーチが喧伝していると
私は本当に腹が立ちます。
あるいは、ビジネス書では、
「ホメて育てるべき」と「厳しく育てるべき」が
交互にブームになることが起こっています(笑)。
これについては、もうとっくに結論が出ていて、
「厳しさと優しさを共存させた育て方」が
心理学では正解なんですよね。
どちらか片方だけでは不十分なのです。
話が戻りますが、これはお客さんとて同じこと。
もし、あなたにとってお客さんが
我が子のように大切な存在なのであれば、
ホメるだけといった愚行はおかさないはずです。
お客さんは、厳しさと優しさを共存させて
育ててあげることが大切なのです。
詳しくは、過去にこんなことも書いたので、
ぜひ合わせて読んでみてください。
ご参考:父性と母性