こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今回はあまりエビデンスはない話なのですが、
私なりの仕事術を1つ紹介します。
頭脳労働で課題に直面したときに
私が1つの目安にしていることがあります。
それは「48時間考えてみる」ということです。
たとえば、リリースする商品について
アイデアがまとまらなかったとします。
売れそうなコンセプトや
お客さんに喜ばれそうな提供内容が
なかなか思いつかないという状態です。
こういった頭脳労働で行き詰まった場合、
私は48時間(まる2日間)ほど時間を取って
内容について集中的に考えるようにします。
そのテーマに関連する本や論文を調べたり、
仮説をメモしたりして徹底的にその課題に向き合うのです。
そうすると、「このアイデアでいけば良さそうだ!」
といった答えがたいていの場合は導き出せます。
言い換えると、48時間も考えたにも関わらず
まるで答えを出せないときは
自分の手に余る課題だということです。
その場合は自分で考えるのをやめて
専門家に相談するなど他の選択肢に切り替えます。
48時間というのは、あくまで私の場合であり
人によって基準はちがうかもしれません。
とはいえ、「◯時間は集中して考える」
「◯時間で答えが出なかったら人に相談する」
といった目安は決めておくのがおすすめです。
こうした基準がないと答えが出せないまま
ダラダラと時間が過ぎてしまうからです。
また、誰かから仕事を依頼されたときに、
少しむずかしそうな仕事だった場合、
「費用と納期を少し見積もりたいので、
2日間だけ時間をください」
と返答するようにしています。
要は、すぐに相手に費用や納期を伝えないのです。
そして、48時間だけ、徹底的に手を動かして、
汗をかいて必死に考えてみるのです。
もし、48時間以内にめどが立てばOKですし、
めどが立たなかったら、それも相手に伝えるのです。
「48時間、手を動かして真剣に考えてみたのですが、
見えない部分があまりにも大きいです。
費用や納期が見えないのですが、それでも行きますか?」と。
なぜなら、適当に費用や納期を返答してしまって、
それを超えてしまったら自分の信頼が下がるからです。
相馬一進