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アメリカ式ビジネスの限界

経営

2014年3月4日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

アメリカをはじめ、欧米から入ってきている
ビジネスのノウハウって、なぜ、こんなにも

「刈り取り型」

のものが多いのでしょうね。

 

 

アングロサクソンには、狩猟民族の文化、
あるいは搾取する文化があるのでしょうか?

過度な一般化だとは分かりつつも、
恥ずかしながら、つい、そう思ってしまう私がいます。

 

例えば、マーケティングなどでも、

ある広告媒体のお客さんを刈り取ったら、
また次の広告媒体を探し、

次の広告媒体のお客さんを刈り取ったら、
またその次の広告媒体を探し、

といった手法が当然であると語っている、
欧米かぶれのマーケターがいます。

 

が、これ、違和感がありませんか?

少なくとも、普通の日本人にとっては
違和感があるのではないでしょうか。

 

木を伐採し、ある場所の木がなくなったら移動して、
次の木を伐採し、また移動する……

という環境破壊と全く同じ構造だからです。

 

もちろん、木を伐採してはいけないのではありません、
伐採した分だけ、植林をして、育てればいいだけです。

 

日本というのは、古来から、
森林をトップダウンで管理してきた国です。

 

しかも、世界有数の国です。

 

例えば江戸時代では、徳川幕府が
「木一本、首一つ」というお触れを出し、
無断で木を切った者は、首をはねていたわけですから。

 

その結果、長きにわたって、
ずっと森林は守られてきました。

 

逆に、木を刈り取りすぎて、
絶滅の窮地まで追い詰められたのが
モアイ像でおなじみのイースター島です。

 

島の木を全て伐採してしまった結果、
食料が減り、最終的に島民の人口は9割減りました。

 

インターネットの世界でも、

広告を打って、煽って売り、リストが枯れたら
また次の広告を打って、煽って売り……

を繰り返している会社がありますが、
そういった方法では、長くビジネスを
継続することは困難ですよね。

 

困難というよりも、私の価値観からすると、
違和感があります。

 

あなたはどう思いますか?

 

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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