こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は色々な社長にコンサルティングをしていますが、
少し話して、「こいつはダメだな」と感じる人はいます。
それは色々なパターンがあるのですが、
その1つは自己愛が強く、自分を過大評価している社長です。
実は、多くの人が誤解しやすいのですが、
自己愛とは自分に対する愛のことではありません。
「自分は人より優れているのだから、
他の人を利用していいのだ」と考える選民思想のことです。
その結果、その社長はこんな問題を起こします。
・自分はミスをしないわけでもないのに、それを棚に上げて
他人のミスばかりを厳しく叱責する。
・自分よりも優秀な人を潰そうとする。
・他人が自分のアイデアに従うように要求する。
・他人からいつも称賛してもらうことを望む。
・自分よりも劣っている人に横柄な態度をとる。
周りの社員は、これらに対して、最初は我慢するのですが、
何度も繰り返されると付き合いきれなくなって
ついには退職してしまいます。
もちろん、自己愛の社長はそれを理解できません。
「会社を辞めるなんて、頭が悪いヤツだ」などと言って、
退職した人を(本人がいないところで)責めるのです。
そういう自己愛社長に対し、私が言いたいのはこうです。
「いやいや、頭が悪いのは、お前でしょ?
大して優秀でもないのに、他人に偉そうに命令をして、
仕事を辞めさせるなんて相当なバカだよ。」と。
とは言っても、彼らは自分の意見を変えません。
なぜなら、自分は優秀だと思っているから、
「私の優秀さを理解できない、相馬が一番のバカだ」
と言うことでしょう(笑)。
そう、そうやって自分の非を認められないのが自己愛な証拠です。
そんな社長には「裸の王様」のように、
裸の姿を世の中に晒してもらって
恥をかいてもらうしかないでしょう(笑)。