こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「私は優秀な経営者だ!」と思いたがっている、
ヒーロー願望を持つ経営者は意外と多いものです。
そういった人は、自分がヒーローになるために、
みずから問題を作り出すことも多いです。
たとえば、わざと難易度が高いビジネスモデルに
取り組んだり。
あるいは、「私が従業員を食わせるぞ」と息巻いて、
従業員の仕事を取ってしまったり。
そうすることによって、
他者から「すばらしいですね!」と
称賛されようとするのです。
その結果、イバラの道に突き進んでいくわけです。
周りの人からみると、
「そんな苦しい経営をしなくてもいいのに」
と感じるのですが、当の本人にその自覚はないのです。
もし自覚があっても、認めたがらないのです。
そして当然ですが、そういった経営者の周りには
その人とぴったり合う人が集まります。
たとえば、その経営者と一緒に、
必要以上に難易度が高いビジネスモデルをやる、
ドMな社員とかです。
あるいは、「社長にぶら下がっていればいい」というような
依存的な社員の人です。
また、ヒーロー願望のある経営者は、
もし社員が依存的でなかったとしたら、
依存的な考え方になるような言動をするわけです。
たとえば、「俺がお前を食わせてやるぞ」
みたいなことを言うのです。
それを聞けば、依存心が少ない社員だったとしても、
依存心が生まれてしまいますよね。
そして、依存的な社員が多くなれば
ビジネスは苦しくなってしまうでしょう。
なぜなら、自分で何も考えないような
「指示待ち人間」が増えてしまうので、
社長が全部やらなければいけなくなるからです。
まあ、私がいくらここで書こうとも、
本人は自分の「ヒーロー願望」にまったく自覚がないか、
自覚があっても認めたがらないでしょうね(笑)。
コメント
こんにちは。
おじゃまします。
ヒーロー願望の強い経営者の辿る道は険しいのですね。
そっちを好んで選んで、窮地を作っているみたいな。
ヒーローって、自己犠牲的展開ものですので。
そういうのが好みの人は好きにやってください!
ってな感想です。
もちろんそれ相当の力や能力に自信があるのでしょうけど。
ヒーローにならなくても結構大変ですからこれ以上は、
勘弁して!
というのが本音です。