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ビュリダンのロバ

心理学

2022年1月20日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

フランスの哲学者ジャン・ビュリダンが言ったとされる
「ビュリダンのロバ」というたとえ話があります。

これは学術的な出典は不明確なのですが、
基本的に次のような寓話です。

 

 

あるところに、お腹を空かせたロバがいました。

ロバの前には、2つの分かれ道があり、
どちらの道の先にも干し草があります。

 

そこで、どちらの道に進むと得なのかを
ロバは考えるのですが、結論が出せません。

なぜなら、どちらの道の先にも
同じ量で同じ種類の干し草があるように見えるからです。

 

さらに、ロバから干草までの距離も変わらないため、
移動の労力も同じになっています。

そのせいでどちらの道が得かがわからないロバは、
迷ってその場で動けなくなってしまう。

 

そして、ロバは動けなくなったまま
最後には餓死してしまうのです。

 

さて、「ビュリダンのロバ」あくまでたとえ話であり、
実際のロバが迷って餓死することはありません。

 

ただ、この寓話のように
メリットとデメリットが拮抗して
行動できなくない場合はあるでしょう。

 

たとえば、「Aの集客法とBの集客法の
どちらがいいのだろう?」と悩み続けて
何か月も経ってしまう人がいます。

もしどちらかの優位性を示すデータが見つかれば、
簡単に判断できるはずです。

 

しかし、
それぞれのメリット・デメリットが同じくらいだと
決められなくて迷ってしまうのです。

 

では、どうしたら「ビュリダンのロバ」の状況から
人は抜け出せるのか?

 

この寓話の解釈はいろいろとありますが、
自由意思の重要性を説く文脈でよく引用されています。

 

つまり、メリット・デメリットがわからない場面ほど
「自分の意思」による決断が大切だという意味です。

論理的に考えてどちらの道が得かわからないなら、
非論理的に決めるしかない。

 

これは、ビジネスでも同様でしょう。

 

メリット・デメリットを比較しても結論が出ないときは
非論理的な意思決定をするしかありません。

 

私自身、データやロジックで判断がつかない場合は
理念や真善美で決断しています。

(私が考える真善美とは、
「学問において『真』なること」
「道徳において『善』なること、
「芸術において『美』なること」を指します。)

 

ときには非論理的な意思決定ができないと、
迷って餓死するビュリダンのロバのように
ビジネスが潰れてしまうのです。

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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