こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
たまに、答えに窮する質問をされることがあります。
「どうしたら、相馬さんみたいになれますか?」とか、
「どうしたら、うちの子どもを
相馬さんみたいに育てられますか?」
といった質問です。
なぜ、私が答えに窮するのか?
それは、その質問者の中に、
自己肯定感の低さを見てしまうからです。
要は、こういった質問をする人は自分のことが嫌いで、
だからこそ他の誰かになろうとしているのです。
ですが、覚えておいてください。
他の誰かになろうとする試みは絶対に失敗します。
絶対に、絶対に、絶対に失敗します。
そして、必ず絶望するでしょう。
「ああ、やっぱり自分は変われないんだ」と。
そう、その通りです。
究極的に言って、人は
「自分以外の人間」には絶対になれません。
ですから、私からのお願いです。
どうか他人になろうとせず、
あなたのままでいてください。
また、子育て中の親御さんには、
「子どもを私みたいにする意図で育てないでください」
とお願いをしたいです。
どうか、お子さんには
「自分は他の人にならなくていいんだ」
という自己肯定感を与えてあげて欲しいのです。
ここまで読めば、私が言いたいことは
わかってくれますよね?
そもそも、最初の2つの質問は、
誰か他の人になろうとしている時点で、
前提がおかしいのです。
「どうすれば、もっと自分らしくいられますか?
という質問であれば、いい前提だと思いますが。
今日のテーマは、私も過去に散々悩んだことなので、
どうしても伝えたかったんですよね。
本当の人生は、「私は他の人にはなれない」と
良い意味であきらめることから始まるのです。