こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
最近は、オンラインサロンや
オフラインの勉強会などの
コミュニティを運営する人が増えています。
ただ、「コミュニティを作ってみましたが、
あまり活気がありません」
と悩んでいる人もいるようです。
そういった人に対して
私がお伝えしたいことがあります。
それは、「参加者の悩みのセンターピンを
継続して倒せるコミュニティにせよ」ということです。
ここで言う「センターピン」とは、
問題解決のために最も影響があるものを指します。
ボーリングで遊ぶときに
一番先頭のピン(センターピン)を倒すと、
後ろのピンも次々に倒れますよね?
そのボーリングの例から転じて、
「これさえ倒せば、ほとんどの問題が解決できる」
という要素を俗にセンターピンと呼びます。
話を戻すと、コミュニティを活気づけたいなら、
参加者のセンターピンを倒せる環境が必要なのです。
たとえば、個人事業主や起業家が集る
コミュニティをあなたが作りたいとします。
その場合は「集客と営業を相談し合うコミュニティ」
であれば、盛り上がりやすいでしょう。
なぜなら、ほとんどの個人事業主や起業家の
悩みのセンターピンは、集客と営業だからです。
ビジネスをしていればわかると思いますが、
集客や営業が上手くいくかどうかで
ビジネスの売上は大きく変わります。
駆け出しの個人事業主もベテランの経営者も
「どうやって集客しようか?」
といった悩みはつきません。
このようにセンターピンを倒せるコミュニティは、
多くの人が何度も参加したくなるのです。
逆にセンターピンが倒せないコミュニティは、
ろくに活気づきません。
たとえば「開業資金の相談をするコミュニティ」
などはすぐに参加者がいなくなります。
開業は1度したら終わりなので、
長期的に参加し続ける意味がないからです。
あるいは「起業家同士が
動画編集を相談し合うコミュニティ」
なども、あまり活気づかないでしょう。
ユーチューブなどを使う場合は、
たまに動画編集で悩むかもしれませんが、
ビジネスのセンターピンとは言えません。
動画を後回しにしたり、
プロに外注したりもできるため、
コミュニティに参加する価値が低いのです。
このように、センターピンを倒せるかどうかで、
コミュニティの活気は変わります。
あなたがコミュニティ運営をつくる場合は、
ぜひ意識してみてください。
私の講座のコミュニティも
こういった点に気をつけて運営しています。
とはいえ、参加者により良い環境が提供できるように、
さらに改善を重ねるつもりです。