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オプティマイゼーション思考


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

あなたは、次の2つの単語をご存知ですか?

・マキシマイゼーション(最大化)
・オプティマイゼーション(最適化)

 

 

最大値のことをMax(マックス)と言いますが、
マキシマイゼーションとは「最大化」のことです。

 

一方で、オプティマイゼーションとは
SEO(検索エンジン最適化)の「O」のこと、
つまり「最適化」のことですね。

 

さて、ここからが重要です。

 

多くの人が勘違いをしているのですが、
ビジネスはマキシマイゼーション(最大化)の
ゲームではありません。

オプティマイゼーション(最適化)のゲームなのです。

 

マキシマイゼーション(最大化)とは、
例えばこういう考え方です。

・売上を最大化したい!

・お客さんの数を最大化したい!

・成約率を最大化したい!

 

ですが、マキシマイゼーション(最大化)だと
行き過ぎると不幸になる人が必ず出てくるのです。

 

たとえば、売上を「最大化」すると、
商品の質が下がって苦情が増えてしまい、
カスタマーサポートの離職率が高くなることがあります。

 

また、客数を「最大化」するためには
嫌いなお客さんに売らないといけない場合があり、
あなた自身が不幸になります。

 

あるいは、成約率を「最大化」するためには、
本来はその商品を必要としていないお客さんに
売る必要がでてきます。

 

このように、マキシマイゼーション(最大化)は
行き過ぎると不幸な人が出てくるのです。

 

もちろん、あなたのビジネスの規模が小さいうちは
マキシマイゼーション(最大化)の方向へ
努力するのはまったく問題ありません。

 

でも、マキシマイゼーション(最大化)は
行き過ぎると、「過ぎたるは及ばざるが如し」で
不幸な人を生み出すことになるのです。

 

このことは、社長やスタッフはもちろん、
株主も意識している必要があります。

 

株主って、自分の投資のリターンにおいて
マキシマイゼーション(最大化)を考える生き物なので、
不幸な人を作る悪魔になりやすいのです。

 

では、自分のビジネスにおいて
どのようにオプティマイゼーション(最適化)を
すればいいと思いますか?

 

それは、売上と理念が両立するように
オプティマイゼーション(最適化)するのです。

 

あるいは、利益と関係者の幸せが両立するように
オプティマイゼーション(最適化)するのです。

 

ですので、売上や客数、成約率の高さばかりを
自慢をしている会社を、私は心の底から軽蔑しています。

 

なぜなら、そういった自慢は、
「弊社は、誰かを不幸にしています」
というのと同義だからです。

 

売上や利益を追求するのはまったく問題ないですが、
あくまで「会社の理念や、誰かの幸せに反しない限り」
という条件がつきます。

 

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

コメント

  • 藤田正行より: 2017年3月9日10:52 AM

    、絶えず進化することで外的を刺激する必要性は極力減ると思います。

    1 儲ける。(ビジョンを作成・税金対策)
    2 会社を発足させる(多様性にアンテナする) 
    3 最適化する(理念に基づく活動)
    4 最大化する。(注意:金の流れを管理・リスクの再確認)
    5 社会貢献(寄付・地域の活動・講演活動等)
    その時の「場」フィールドの調和を重んじること

    <お願いしたい事項>があります。
    上記項目に、表示された文字を入力してください。について
    エラーが多くできれば改善していただきたと思います。

    今後とも宜しくお願い致します。

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