こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
お客さんをランク付けしている会社ってありますよね。
たとえば、私は楽天銀行を使っているのですが、
銀行残高が多いとそれだけでVIP顧客にランク付けされます。
その結果、振込手数料が安くなるなどのメリットが出てきます。
あるいは、ファッションブランドだと、
年間の購入金額が大きいと
それだけでVIP顧客として扱われます。
ファッションブランドのVIP顧客は、
セールなどに優先的に招待されるわけですね。
ですが、私は、購入金額の大きさだけで
顧客をVIP扱いする会社に対して
レベルが少し低いと思っています。
要は、お客さんをお金としか見ていない、
ということですよね。
VIP顧客というと聞こえはいいのですが、
要は「金払いがいい客」という意味ですから。
なぜなら、VIP顧客になるための評価基準が
購入金額の多寡だけだからです。
言い換えると、その会社はビジネスをする目的が
お金(売上や利益、収入など)だけということになります。
私に言わせれば、ビジネスをする目的には
もちろんお金もありますが、
社会貢献や理念を実現するためでもあります。
ですから、お金以外の評価基準、
たとえば社会貢献とか理念という評価基準でも
お客さんを評価した方がいいと思っています。
つまり、お金以外の評価基準も設ける、ということです。
そうしないと、金払いだけはいいかもしれないですが、
嫌なお客さんが集まってしまう可能性があるのです。