こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「セールスについて学んでも
本や教材によって言っていることがバラバラで、
何が正しいのかわからない」
と、混乱してしまう個人事業主の方は多くいます。
私自身、駆け出しの頃は同じ悩みを持っていました。
大量の情報が頭の中でごちゃごちゃになって、
努力とは裏腹にセールスが下手になったのです。
結果、セールス中にお客さんから
怪訝な顔をされたり、イライラされたりして、
失敗が続いた時期がありました。
「自分はセンスがないんだろうか……」
と、自分を責めて苦しんでいたものです。
それで、昔の私がやってしまった
恥ずかしい失敗を、今日はお伝えしましょう。
セールスがわからなくなった昔の私は、
間違った方法で本質を見つけようとしました。
その間違った方法とは何か?
それは、
「セールスの本や教材を大量に読み、共通点を探す」
という愚行です。
つまり、昔の私は
「すべての教材に共通する内容なら本質的だろう」
と、安易に考えてしまったのです。
しかし、この間違った方法を使っても、
本質を見つけ出すことはできませんでした。
それどころか、さらにセールスがぎこちなくなり、
お客さんの反応が悪くなったのです。
なぜか、わかりますか?
それは、世の中のセールスの講師の多くは、
本質を言語化できていないからです。
そもそも、大して実績がないのに
セミナーや出版をしている講師もいるので、
そういった人のコンテンツは間違いだらけです。
また、実績のあるセールスパーソンも、
本質を言語化できているとは限りません。
無意識にやっている行動も多く、
本や教材から抜け落ちる情報が大量にあるのです。
そのため「すべての教材に共通する内容」を探しても
本質は見付け出せません。
実際、共通して書いている内容なんて、
「商品のメリットを伝えましょう」とか
その程度しかありませんでした(苦笑)。
ですが、「商品のメリットを伝える」なんて、
ほとんどの人がやっていることです。
当然、これは本質でもなんでもなく、
結果が出ることではありません。
このような理由があるので、
「セールスの本や教材を大量に読み、共通点を探す」
という方法で本質に迫ることは不可能です。
昔の私と同じ愚行を、あなたは犯さないでください。
ちなみに、私がセールスの本質を理解したのは、
山本雄一郎さんに出会ってからでした。
山本雄一郎さんは2億円以上の売上を継続的に達成しつつ、
その本質をハッキリと言葉で説明できる方でした。
さらに、その本質をセールスパーソンに伝え、
実践した人の90%以上に、
3ヶ月以内に実績を上げさせていたのです。
つまり山本さんは、名選手であり名監督でもある
非常に稀有な人物だったと言えます。
山本さんとの出会いがなかったら、
私は未だにセールスの本質をわかっていなかったでしょう。
もしかすると、セールスが下手で、
長時間労働をしなければ生活できない状態が
何年も続けていたかもしれません。
私の講座の参加者には、そうなってほしくない。
そういった想いで
本質をお伝えする講座をはじめたのです。