こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
この頃、思うことがあるのです。
それは、昨今、
「あの人は、歩く百科事典だね」とか、
「あの人は、生き字引きだね」とか、
「あの人は、博覧強記だね」とか、
そういったことが言われる人が
いなくなったなぁ、ということです。
その理由は、スマートフォンがあるからです。
どんな人でも、分からないことがあれば、
スマートフォンを取り出して、Googleで検索すれば、
すぐに情報にアクセスできることが原因です。
少しだけ、昔のことを思い出してみてください……
スマートフォンがなかった時代は、
情報に手軽にアクセスする方法がありませんでした。
だからこそ、何でも知っている人は尊敬されましたし、
分からないことがあると、私たちは
その人に電話をして、色々と聞いたものです。
今の大学生に、こんな話をしても
理解してもらえないでしょうが。
ですが、今はそんなことはなくなりました……
GoogleやWikipedia、Yahoo!知恵袋あたりを
ひと通り調べれば、そこそこの情報は手に入ります。
ですから、
「分からないことがあったら、“あの人”に聞こう」
という、物知りの人が
意識されることがなくなったのです。
そう、物知りな“あの人”は、情報時代によって、
人々の意識の中から消えてしまいました。
インターネットにシームレスに繋がれる
スマートフォンが、“あの人”の代替になったのです。
興味深いですよね。
それほどまでに、インターネットの情報は
爆発的に、幾何級数的に膨れ上がっているのです。
最後に、今日は、あなたに質問です。
現代は、インターネットで調べれば
なんでも分かる時代です。
「1か月で3kg痩せる方法」
「副業でお金を稼ぐ方法」
「理想の異性と付き合う方法」
などなど、どんな情報でも手に入ります。
それなのに、なぜ、理想の人生を生きている人は
一握りなのでしょうか?
例えば、
・ダイエットに成功している人はなぜ少ないのでしょうか?
・お金を稼げている人はなぜ少ないのでしょうか?
・理想のパートナーシップを築けている人は
なぜ一握りなのでしょうか?
私の専門分野のビジネスで言えば、
正直なところ、無料の動画を見るだけで
結果を出せる人は出せます。
なのに、ほとんどの人は無料の情報どころか、
有料の情報を学んでも結果が出ない。
興味深いですよね。