こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ビジネスをはじめると、
睡眠時間を削ってでも作業をしようと
する人がよくいます。
ですが、私は睡眠時間を削ることは
おすすめしていません。
その理由を端的に言えば、睡眠時間を削るリスクと
リターンが釣り合っていないからです。
というのも、睡眠不足のデメリットは
データで示されているだけでも、
列挙しきれないほど無数にあります。
たとえば、2020年にスタンフォード大学が
主導でおこなった調査では、レム睡眠が5%減ると、
死亡率が17%まで上昇することがわかりました。
つまり、睡眠を削れば削るほど、
寿命がガリガリと縮んでいくです。
他にも、筋力の衰えや免疫力低下、糖尿病、心臓病、
ガンのリスクの増加も報告されています。
また、メンタルにも悪影響があり、
うつ病や依存症傾向の増加、
記憶力と言語能力の低下などが起きるのです。
実際、睡眠時間を削っている人に会うと、
肌がボロボロで老けていて、会話はおぼつかず、
不健康が一目で見て取れますよね。
では、これだけ大きなリスクを払って
手に入るリターンは何でしょうか?
それは、せいぜい1日1〜2時間の作業時間でしょう。
たしかに、人によっては、
「1〜2時間も貴重だ」と感じるかもしれません。
ですが、その削った睡眠時間で、
年収が10倍、100倍と変わると思いますか?
聡明な方なら、わかりますよね。
あなたより年収が100倍多い人が、
100倍も睡眠時間を削っているかというと、
全くそんなことはない。
年収の高い人は、短時間で結果が出せるように
セールスやマーケティングの工夫をしています。
長時間労働ではないのです。
だいたい、睡眠不足ではまともに頭は働きません。
言い換えると、睡眠時間を削ったところで、
知的な頭脳労働はできないのです。
できるとすれば、
単純作業や肉体労働くらいだと言えます。
ですが、単純作業や肉体労働で、
大きな結果は絶対に出ない。
したがって、睡眠時間を削っても
大きな結果は絶対に出ないのです。
こうしたことは、考えてみると当たり前ですよね?
にもかかわらず、睡眠時間を削る人は、
この当たり前の事実に気付けていないのです。
もしかすると、寝不足のせいで、
頭が働いていないのかもしれません。
まずは、寝てください。
それから、セールスやマーケティングによって
少ない時間で大きな結果を出すための
本質的なスキルを身に着けましょう。