こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
小手先のマーケティングを教えるコンサルタントって、
「他社と差別化するために、見せ方を変えよう」
といったことをよく言います。
たとえば、他社が「オンラインサポート」をしていたら
自社は言い回しを「ネットカウンセリング」に
変えればいい、などとというのです。
彼らの主張は、
「パッと見たときの印象が変わるから、新鮮に見える」
というもの。
非常にくだらない(笑)。
こうした小手先の手法は
短期的にしか効果がありません。
見せ方を変えても、すぐに売れなくなるからです。
なぜなら、お客さんにも聡明な人はいるので
「言い方を変えてるだけで、中身は他と同じだな」
とすぐに見抜かれるのです。
あるいは、言い回しを変えているだけなら、
同業他社にもすぐにマネされます。
数か月もすれば売上が落ちていくでしょう。
こうした小手先テクニックをやめて、
適切に差別化する方法の1つとして、
根本的にオファーを変えるということがあります。
言い換えると、実際のサービス自体を
他とは別物にしてしまうのです。
たとえば、同業他社が「オンラインサポート」を
している中、自社が「対面サポート」をしていたら、
明らかにサービス内容が異なりますよね。
他とは違う点が明確にお客さんへ伝わりますし、
同業他社からも、簡単にはマネされません。
ただ、同時に重要なポイントがあります。
それは、そのオファーに自分の強みを
反映させるということです。
というのも、人見知りで内向的な人が、
無理に「対面サポート」をはじめても、
ろくなサービスにはならないでしょう。
一方で、社交的で話し上手な人の
「対面サポート」であれば、いいサービスになります。
このように、「オファー自体の差別化」と、
「自分の強みの反映」が両立できると、
長期的に続くビジネスになるわけです。
間違っても、「見せ方」などという
表面的な部分で差別化しないでください。
そして、そもそも自分の強みがわからない場合は、
私の講座に来てください。