こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は「巨人の肩に乗ること」を
繰り返し説いています。
ご参考:巨人の肩に乗るとは?
しかし、それでもなお、物事を自己流で
やろうとする講座の参加者が、後を絶ちません。
巨人の肩に乗るように指導しても、
「まあ、まずは自分なりにやってみます」
などと言うです。
そういった人が勘違いしているのは、
「自己流でも、時間をかければ成功できる」
などと思い込んでいること。
違います。
断言しますが、ほとんどの物事は、
巨人の肩に乗らない限り、
一生かかっても成功できない。
なぜなら、先人たちの知識は、
あなたが生まれる前から何千年も前から、
蓄積され続けているからです。
たとえば、人類の歴史の中で
商売の原型が生まれてから、
少なくとも4000年近くは経ったとされます。
その間、天才的な商人たちが、
セールスやマーケティングの手法を
改良し続けてきました。
広告の手法1つを取っても、
天文学的な回数のテストと改善が
達人によって行われてきたのです。
あるいは、比較的新しい学問である
心理学でさえ、1800年代には
研究がはじまっています。
その後、膨大な仮説検証が繰り返され、
偉人同士が議論を重ねた上で、
現在に至っているのです。
近年はコンピューターで統計を解析するため、
1つの理論についても、文字通り何十万人もの
データが検証されています。
つまり、先人たちのパラダイム(考え方)を
取り入れるのは、そういった数千年間、何億人もの
試行錯誤をショートカットできる行為。
一方、あなた1人が試行錯誤をしたところで、
人類の歴史の前ではゴミに過ぎません。
それはせいぜい、大昔に誰かが通った道を
何十年も遅れて再発見するだけの、愚行なのです。
そして現在、巨人の肩に乗っている者たちは、
数千年の歴史の蓄積の上に立ち、
そのさらに先へと行こうとしている。
あなたが何年生きるつもりなのかは知りません。
ですが、寿命が来る前に結果を出したかったら、
巨人の肩に乗ってください。