こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
前回、「憧れの感情に敏感になるのが大事」
ということをお伝えしました。
ご参考:憧れは人生のコンパス
ただ、「敏感になったところで、
自分が憧れの人のようになれるわけがない」
と感じる人もいるでしょう。
そういったときに重要な考え方が、
「憧れの細分化」です。
たとえば、甲子園の高校球児を見て
「自分も高校生の野球部になりたい」
と、憧れを感じたとします。
ですが、大人が高校球児になるのは、
制度上不可能。
「やっぱり憧れるだけムダ」
と言いたくなるかも知れません。
ただ、「高校球児のどこに憧れるのか?」
と自問して、次のように細分化すると、
マネできる部分が見つかります。
・多くの人に応援される立場に、憧れる
・一生懸命に努力する姿勢に、憧れる
・自分の才能を活かしていることに、憧れる
・エネルギーに溢れている姿に、憧れる
・肉体的に健康そうで、憧れる
・仲間と協力していることに、憧れる
他にも、細かく分解できるでしょう。
このように憧れを細分化すれば、
自分に置き換えやすいですよね。
一例をあげると、高校球児にはなれなくても
「仲間を作り、才能を活かして、何かに打ち込む」
「一生懸命になり、応援される立場になる」
「健康になり、エネルギーに溢れた状態に近づく」
ということはできます。
あとは、この状態に近づけるように
コツコツと行動していけば良いのです。
ビジネスや趣味に置き換えられますよね。
おそらく、多くの人が
憧れの感情に鈍感なのは、
こういった細分化をしていないからでしょう。
「高校球児には、もうなれない」
「大企業の社長が羨ましいが、なれそうもない」
「宇宙旅行がしたいが、この歳では無理だ」
などと、全てを諦めてしまっているのです。
たしかに、人間は
何にでもなれるわけではありません。
身体的な特徴によって、
無理なことがあります。
才能がないと不可能なこともあります。
社会制度の問題で、
難しいこともあるでしょう。
ですが、要素を細分化すれば、
できることも無数にあるのです。
ぜひ、ピンとくるものを見つけたら、
「具体的にどこに憧れるのか?」
と自問するようにしてみてください。
コメント
こんにちは。
憧れを細かく分ける(細分化)してできることを
見つける方法に、感動しました。
見えるところで感動していいなぁ。
ということまでしかやれていなかったとおもいます。