こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
生きづらそうな方に会うと、
私がよく感じることがあります。
それは
「もっと憧れの感情に敏感になって欲しい」
ということです。
なぜなら、憧れの感情は、
自分の人生の道しるべになるからです。
多くの人は
「やりたいことが見つからない」と
悩んでいます。
そこそこビジネスを続けている人でも
「何を目標にしたらいいか、分からなくなった」
という人がよくいます。
その原因の1つは、憧れの感情に対して
鈍感になっているからなのです。
たとえば、テレビ番組で
偉大な発明家を見て「すごいなあ」と感じたとき。
「どの部分に憧れを感じたのだろうか?」
「これに似たことができないだろうか?」
「どうすれば、マネができるだろうか?」
と、考えられるようになると、
より自分らしい生き方が見つかるのです。
ですが、多くの人は逆のことをします。
憧れの感情から、目を反らすのです。
・「別にそこまでしたくない」
・「大して興味はない」
・「あんな人は嫌いだ」
・「自分にはもう遅い」
・「どうせできない」
などと言ってしまいます。
上記のことを、心理学的には
「防衛機制」と言います。
簡単に言い換えると、
自分の精神を保つための言い訳のことです。
この「防衛機制」によって、
自分の感情にフタをしてしまい、
かえって苦しむことがあります。
その結果が、
「やりたいことが分からない」
という状態です。
こうした苦しみをなくすには、
憧れに敏感になる必要があるのです。
憧れの感情とは、
言わば「この方向に進みたい」という
コンパスのようなもの。
コンパスを隠してしまったら、
迷子になるのも無理ありません。
あてもなく砂漠をさまようような
閉塞感を覚えることでしょう。
そこから抜け出す鍵が、憧れです。
あなたは、憧れというコンパスを、
しっかりと直視していますか?