こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日のことです。
私は、色々な心配事があったせいか、
やる気が出ないときがありました。
いつもはそういったときは、
本をドンドン読むのですが、
その日は本さえ読めないくらい、
やる気が落ちていたのです。
そのとき、私は何をしたのか?
おそらく、何か不安なことがあるんだな、と思ったので、
20分から30分かけて、不安なことを全部、
1つ残らず書き出したのです。
もちろん、紙に書き出してもいいでしょうし、
私の場合はマインドマップソフトで書き出しています。
人間の脳は、不安なことが複数あると、
特に極端にパフォーマンスが下がります。
クリエイティブなことができなくなりますし、
漫画を読んだり、テレビを見たりと、
暇つぶしばかりしてしまいます。
また、やる気も上がらなくなります。
ちなみに、心理学の点から申し上げると、
「不安」と「恐怖」は、似ているようで違います。
不安とは、対象が自覚できて「いない」悩み、
恐怖とは、対象が自覚できて「いる」悩み、
です。
不安は、その不安の対象が分かった時点で、
恐怖に変わるか、あるいは、雲散霧消してしまいます。
「私は、何に対して悩んでいるんだろう?」と自問しながら、
書き出せるだけ、書き出してみて下さい。
そして、書き出せるだけ書き出したら、
「この項目に対して、どう対処できるだろうか?」と
考えましょう。
対処の方法が見つかると、恐怖は恐怖でなくなり、
やる気も出てきますよ。
書き出すときに、絶対にやってはいけないことは、
「不安なことを1つ残らず書き出さないこと」です。
不安が1つでも残っていると、
スッキリしたように感じたとしても、
やる気が出ない状態はずっと続きますから。
どんなに小さくてもいいので、
完全に不安を書き切りましょう。
コメント
心理学者さんでしょうか。若いのに、素晴らしい