こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、ある販売ページを見たときに私は驚きました。
「やる気のない人は申し込まないでください!」
みたいな文章が書いてあったからです。
それで、この販売ページの文章を書いた人に
この文言を書いた理由を聞いてみると、
「やる気のない人が嫌い」のようなのです。
その人は講座ビジネスをしているのですが、
「正確に言うと、やる気のない会社員が
自分の講座に来ると、教える気持ちが萎えてしまう」
とのことでした。
だから、「経営者にだけ講座に来てもらいたい」というのが
その人の言い分でした。
私はそれを聞いて、なるほど、
この人は文章が下手なんだな、と感じました(笑)。
私に言わせれば、コピーライティングにおいて
やる気のある/なしでフィルタリングをするのは
稚拙と言わざるをえません。
※ここでいうフィルタリングとは、
文言のさじ加減で来てもらいたくない人が
来ないようにする、という意味です。
例えば、会社員だったとしても、
ラテン系の気質で根拠のない自信があって
やる気がある人が講座に申し込んでしまうかもしれません。
他方、経営者だったとしても、
遺伝的に神経性傾向が高くて自信がない人は
この文言を読んだら申し込まないかもしれません。
つまり、やる気のある/なしでは、
会社員と経営者を正確にフィルタリングできないので
得たい目的を達成できないのです。
より賢い方法は、販売ページに
「経営者の方のみご参加ください」と書くことです。
さらに、「会社員の方はお申込みをお控えください」
とあわせて書いてもいいでしょう。
そうすれば、申し込んでほしくない会社員の方が
申し込まないですよね。
「どういう文言にすれば、来てほしくない人だけを
正確にフィルタリングできるだろう?」
こう考えるようにしましょう。
コメント
こんにちは。
記事の文中でフィルタをかける文言の使い方を
間違えると期待しているフィルタにはならない
ようになっている。
やる気のない人を外したい気持ちは分かりますが、
それを反映できていないということですね。
「どういう文言にすれば、来てほしくない人だけを
正確にフィルタリングできるだろう?」
こうします。