こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「私は速読ができます」ということを
以前、ブログに書きました。
すると、多くの人は速読ができることを
「すごいですね」と言って下さるのですが、
私は断言できます。
「速読はそこまで重要ではない」と。
なぜか?
読書は、「どう読むか」よりも
「どんな本を読むか」の方が重要だからです。
くだらない、小手先のテクニックが書いてある本を
100冊、速読するよりも、
たとえ速読ができなくて、ゆっくり読んだとしても、
原理原則がまとめられている1冊を読んだのなら、
後者の方が価値があります。
つまり、「どう読むか」は、
「どんな本を読むか」の下位概念なのです。
これは、レストラン選びと同じですね。
レストランに入って、メニューの中から
何を注文するかはどうでも良いのです。
注文は時間をかけるところではありません、
どのメニューを選んでもほとんど同じです。
注文よりも大切で、注文よりも上位概念なのは
「どのレストランに入るのか?」という店選びです。
美味しいレストランに入れば、
何を食べてもそこそこ美味しいですし、
ダメなレストランは何を食べても不味い。
つまり、入るレストランさえ間違わなければ
何を注文するかといった下位概念など
はっきり言ってどうでもいいのです。
仕事ができる人ほど、何を食べたいかではなく、
レストラン名を指名して、「このお店で食べたい」と
言ってくるのは、そういった理由があります。
店選びの失敗は、注文の成功では挽回できないからです。
これと同じように、多くの人は、速読といった
「どう読むか」の下位概念にこだわりますが、
残念なことに、上位概念の、「どんな本を読むか」には
ほとんどこだわっていないのです。
正直なところ、ビジネス書のうち、
まともに読む価値があるのは1%くらいです。
99%の本は読んでも人生は変わりません。
ですから、不要な99%の本を速読することほど
無駄なことははありません。
速読の技術を身につけても、
ほとんどの人の収入が伸びないのは、これが理由です。
逆に言えば、「どんな本を読むか」を決める力、
すなわち、正しい本を選ぶ力を手に入れた時、
あなたの収入は上がり始めます。
あなたが本屋さんに行ったとき、
あるいはAmazonで、良い本を選ぶ力ですね。
これこそが、あなたの生涯年収を決めるのです。
私が販売したプログラムの、自分最適ビジネスでは、
お客様からのご要望が多かったので、
推薦書11冊のリストを特典につけました。
ですが、これだけでは不十分です。
なぜなら、私の推薦書を読むだけでは
本を選ぶフィルター力は
あなたに身につかないからです。
つまり、あのリストにある本11冊を読めば
ある程度までは収入が上がるでしょうが、
しかし、ある程度で収入の伸びは止まるのです。
一方で、お金の心理学プログラムでは、
特典で「正しい本の選び方」についての音声を
配布しました。
これは、本当にパワフルで、青天井に収入が増えていきます。
私は今まで、
「相馬さんが、どうやって速読しているのか、
実際の様子を見てみたいです」
と言われたことは数え切れないほどあります。
しかし、
「相馬さんが本屋さんに行くのに同行して、
実際に本を選んでいる様子を見てみたいです」
と言われたことは、本当にごくわずかしかありません。
(しかし、このごくわずかな人たちは、
みんな結果を出していました。)
今日の結論。
速読よりも先に、
良い本を見つける力を身につけて下さいね。
速読で人生が変わるなら、
とっくにみんな人生が変わっていますよ。