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成功を決める最重要な要素

ビジネス

2024年11月15日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。


今回は、「ビジネスの真実は残酷」の第3回目です。


残酷な話ばかりで、もしかするとあなたは
「そんな厳しい話ばかりしないでよ」と
思っているかもしれませんね。


しかし、私はあなたをがっかりさせたくて
厳しい話をしているわけではありません。


本当は、わざわざ自分の好感度を下げるようなことを
言いたくはないのです。


しかし、残酷であっても、真実を直視しなければ
ビジネスで結果を出すことはできません。


だからこそ、私はあなたに嫌われたとしても、
真実をお伝えしているのです。


ですので、ぜひこの記事を最後まで読んで
あなたのビジネスに役立ててください。


(第1回目と第2回目も、まだ読んでいない場合は
ぜひ読んでみてください)

 

 

=======================

 『 ビジネスの真実は残酷(第3回目)』
 成功を決める最重要な要素

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第1回目と第2回目にお伝えした、
2つの残酷な真実をあなたは覚えていますか?


1つ目は、
「稼げない業種に参入したら稼げない」。


そして2つ目は、
「遺伝的な才能が関係するため
人間に無限の可能性はない」ということでしたね。


つまり、ビジネスで結果を出すには
「業種」と「遺伝的な才能」が大きく関係します。


では、稼ぎやすい「業種」に入って、
かつ「才能」があれば無敵なんでしょうか? 


数十兆円の資産を持つ
イーロン・マスクのように、
誰でもお金持ちになれると思いますか?


実は、こうした疑問の答えとなる
3つ目の残酷な真実があります。


それは、「結局、経済的に大成功するのは、
運がいい人である」ということです。


逆に、「運が悪いと経済的な大成功はできない」
という意味ですね。


「結局、運かよ!」と、
ちょっと拍子抜けしたかもしれません。


でもこれは、多くの人が目を背けている
エビデンスのある事実です。


その根拠はいくつもあるのですが、
代表的な研究を紹介しましょう。


2022年にイグノーベル経済学賞を取った、
アレッサンドロ・プルキーノらの研究です。


イグノーベル賞とは、
「人々を笑わせ、考えさせてくれる研究」に
贈られる賞です。


「笑わせてくれる」とはいえ、
研究としては真っ当ですよ。


特に、このプルキーノらの研究は、
非常に興味深い内容で話題を呼びました。


彼らは、「能力のある人ではなく、
運のいい人が成功する理由を数学的に説明した」のです。


残酷な臭いがしてきますよね?


この研究では、
まずコンピューターシミュレーション上で
架空の都市と市民1000人を作り、
それぞれの人生の変化を検証しました。


この1000人は、
全員が同じ量の資産を持ってスタートし、
それぞれに「才能」という異なる数値が与えられました。


イメージしやすいように言いかえると、
ロールプレイングゲームのキャラクターの
能力値のようなものですね。


シミュレーション中は、6か月ごとに
「平穏」「幸運」「不幸」というイベントがあり
資産は「幸運」なら増え、「不幸」なら減ります。


このようなルールで、
40年間にわたる市民の人生を検証したのです。


シュミレーションの結果、
驚くべきポイントが2つありました。


1つは、「上位20%の市民が全体の80%以上の
資産を保有する」という現実の資本主義社会を
高い精度で再現していたこと。


もう1つは、上位20%のお金持ちになった人の特徴が
「才能」ではなく単に「運の良さ」だったことです。


「マジで?」と思いませんか?


でも、確かに現実でも
事故や病気になどの不運があれば
才能があっても経済的に苦しくなりますよね。


ですので、シュミレーションを何度やっても
上位20%に入るのは、
「めちゃくちゃ運のいい人」だったのです。


身も蓋もないでしょ? 


稼ぎやすい業種に入っても、
才能があって、努力もしても、
大富豪になれる保証はありません。


イグノーベル経済学賞を取った実験の示すとおり、
上位20%以上のお金持ちになる決め手は、
才能よりも運だからです。


ただ、大富豪にはなれなくても幸せにはなれます。


収入アップややりがいを求めるのなら、
努力で変えられることもたくさんあります。


また、現実はコンピューターシミュレーションとは
異なる点もあります。


イベントが6か月に1回あるわけではないので、
短期間でたくさん行動をすれば
幸運なことが起きる可能性も上がるでしょう。


ビジネスであれば、
いろいろな商品をテスト販売してみる、
複数の広告を試す、などの行動によって
成功の確率を高められそうですね。


ですので、人生を悲観する必要はありません。


ただ、できることをやったら
あとは運に任せるしかないのです。


以上が、「才能があっても運が悪いと結果が出ない」
という3つ目の残酷な真実でした。

 

さて、ここまで読んでくれたあなたは
こう思っているかもしれません。

「まあ、大富豪になれなくても、
やりたいことを仕事にしながら
楽しく暮らせたら十分だ」と。


確かにそうですよね。


ですが、この「やりたい仕事」について
4つ目の残酷な真実があります。


次回、詳しく解説しますね。


=======================


「ビジネスの真実は残酷」の第3回目は以上です。


次回は、「天職」を見つけるには
どうすればよいのかを解説していきます。


この内容を知らないで、天職を見つけるために
時間やお金の無駄遣いをしている人は本当に多いです。


ですので、ぜひあなたはそうならないように
次回の記事も読んでくださいね。

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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