こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
コミニケーションには2種類あるのをご存知でしょうか?
1つは相手から嫌われないコミニケーションで、
これは守りのコミニケーションと言えるでしょう。
もう一つは相手のふところに入るコミュニケーションで、
こちらは攻めのコミニケーションと言えます。
順番に解説しますね。
守りのコミニケーションとは、たとえば敬語です。
年下に対しても、年上に対しても、
誰に対しても敬語の人、あなたの周りにいませんか?
そうやって敬語だけを使おうとする理由は、
「自分の本心を人に悟られたらどうしよう」
という恐怖がそこにあるからです。
あるいは、「自分の汚い部分を知られたくない」とか、
「自分が本音を言ったら人を傷つけてしまうかも」とか、
そういった不安があるからです。
ですので、誰に対してもとても丁寧に接するのが
守りのコミニケーションの特徴です。
人から減点されることも少ない代わりに、
加点されることも少ないのです。
それゆえ、事務的な人付き合いしかできず、
親友が少ないのが特徴です。
そして、その人の心の中には深い孤独があります。
事務的な人間関係ばかりで親友がいないので、
「私に本音を話してくれる人がいない」とか、
「誰も私の本音を理解してくれない」という寂しさがあるのです。
さて、守りのコミュニケーションの敬語とは対照的に、
攻めのコミニケーションとはタメ口です。
例えば渋谷にいるようなギャルは、
誰に対してもタメ口で、すぐにふところに入ってきますよね。
私も普段まったく話さないので、
頭の中のイメージでこれを書いていますが(笑)。
ふところに入るとは、友人のことをいじったり、
本音をさらけ出すコミュニケーションですね。
攻めのコミュニケーションをすると、
人と仲良くのなるのが早くなり、
友達もとても多くなります。
しかし、攻めのコミュニケーションにも
もちろん欠点はあります。
それは、攻めのコミュニケーションは、
大きく加点される可能性がある代わりに、
大きく減点されてしまうリスクもあることです。
ここまで書けば、私が言いたいことは分かりますよね。
大切なのは、攻めのコミュニケーションと
守りのコミュニケーションの両方を使い分けること。
私のセミナーの参加者の中には、対人恐怖が強く、
誰に対しても守りのコミュニケーションしか
できない人がたまにいます。
でも、人のふところに入るような
攻めのコミュニケーションができないと
心と心でつながれる親友が作れないのです。
あなたは、攻めのコミュニケーションと、
守りのコミュニケーションを使い分けられますか?
両方を使えるのが、成熟した大人の証拠ですよ。
コメント
相馬さん、初めてコメントをだします。
いつも大変興味深く読ませて頂いています。今回のテーマ なぜ親友が出来ないかの要因に敬語がある とても衝撃的でした。
理屈としては、知っていた事のようにも思いましたが、実は全然 使い方を間違っていました。私の人生そのものを作っていた
言葉のクセがひとつわかった感じがします。
上手く書けませんが、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします