こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
有名なイソップ寓話の1つで、
「ロバを売りに行く親子」の話は知っていますよね?
あれって、自己肯定感が低い人の話なんです。
どういうストーリーかはご存知だと思いますが、
簡単におさらいしましょう。
「ロバを売りに行く親子」
父親と息子が、ロバを売りに市場に行く途中、
1人の男とすれ違いました。
その1人目の男は、親子を見て言いました。
「せっかくロバを連れているんだから、
誰か乗ればいいのに」と。
親子はこれに納得し、父親は息子をロバに乗せて、
また歩き始めると、2人目の男とすれ違いました。
2人目の男は、親子を見て言いました。
「元気な若者が歩かずに、父親を歩かせるなんて、
なんて親不孝な息子だ!」と。
親子はこれに納得し、息子がロバを降り、
かわりに父親がロバに乗って、
また歩き始めると、3人目の男とすれ違いました。
3人目の男は、親子を見て言いました。
「子どもに苦労をさせて、自分だけ楽をするなんて、
ひどい親だな。2人でロバに乗ればいいのに」と。
親子はこれに納得し、2人でロバに乗って、
また歩き始めると、4人目の男とすれ違いました。
4人目の男は、親子を見て言いました。
「2人で乗ってしまったら、
重くてロバがかわいそうだ」と。
親子はこれに納得し、棒を使って2人でロバを担ぎ、
また歩き始めました。
すると、ロバは大暴れをしてしまい、
川に落ちてしまいました。
(おわり)
この親子のように、自己肯定感の低い人には、
「自分の考え」というものがありません。
そのため、人に言われるたびに自分の行動を変え、
まるでボウフラのようにただよう生き方になります。
常に他人の評価、世間の目が気になるので、
生きづらさを感じることでしょう。
ちなみに。
昨日の話とも重複しますが、
「外国人は日本をこう見ている」という記事を
気にして読むのは日本人の特徴ですね。
人種差別などの重大な問題ではない限り、
「他国の人からどう見られようとかまわない」
というのが私の信条です。
「外国人は日本をこう見ている」という記事が
インターネット上でよくシェアされていること自体が、
私からすると奇々怪々。
内閣府の2014年の調査結果、
「日本は諸外国の中で、もっとも自己肯定感が低い」
というのは強くうなづけますね。
コメント
わたくしは本質がしっかりしたものが無いのだと思います。何故なら周りに左右される時もあり、自分に自身がある時は、頑固かもしれません。