こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
最近は、社会の価値観が急速に変化しています。
とくに大きく変わっているのが人権意識です。
2000年代くらいまでなら、
ある程度は差別的な価値観も社会が黙認していました。
それどころか、過激な言動を
「面白い」とする風潮すらあったほどです。
たとえば、地上波のテレビ番組では、
肌に色を塗って特定の人種をバカにしたり、
変装でLGBTを侮蔑したりしていました。
あるいは、政治家が暴言を吐くと
「よく言ってくれた!」と喝采する人もいたでしょう。
しかし、最近は政治家や芸能人の言動が
「一発アウト」になることが増えました。
セクハラやパワハラや失言があると、解任や降板など
厳格な制裁を受けるようになっています。
古い価値観を居心地良く感じていた人からすると、
こういった人権意識の高まりが、
息苦しく感じるかもしれません。
ですが、私はいい変化だと考えています。
なぜなら、古い社会では
声をあげられないほど虐げられていた人が
ようやく生きやすくなってきたからです。
私の会社のビジョンである「百花繚乱」のためにも
人権意識の向上を推し進めていきたい。
※ここで言う「百花繚乱」とは、
「多様な才能を持つ人々が数多く現れること」です。
まあ、こうした捉え方は人それぞれでしょうが、
いずれにしても言えることがあります。
それは、「何かの分野のクリエイターや講師は、
自分の価値観をアップデートする必要がある」
ということです。
つまり、新しい価値観を理解して、
自己成長したほうがいいでしょう。
というのも、作品や商品などのコンテンツには、
作り手の価値観が表れます。
そのため、作り手の価値観が古いままだと、
コンテンツも古臭いものになりやすい。
当然、そのコンテンツのファンも減って、
ビジネスも立ち行かなくなります。
ですから、クリエイターや講師をしている場合は、
あなたも意識的に自分と向き合いって
価値観をアップデートしてみてください。
私自身、昔のメールマガジンやセミナーなどで
差別的な意見を述べていた部分があります。
そのため、今回の内容は自戒も込めて書きました。
当時の自分の不明を恥じつつ、
価値観をアップデートしていこうと私も思います。