こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昔と比べて私自身が成長したなあと感じる点に、
しっかりと実験結果を調べる、ということがあります。
ご存知だと思いますが、
私はアンソニー・ロビンズなどの
自己啓発の講師に対して異を唱えています。
その理由は、「ポジティブに考えよう」といった、
彼らが教えているポジティブ思考が
ただの「害」にしかならないからですね。
つまり、ポジティブ思考は
最新の心理学では完全に否定されています。
以前からご紹介している、ニューヨーク大学の
ガブリエル・エッティンゲンという心理学の教授の
研究結果がその証左です。
この、エッティンゲン博士の研究によると、
ポジティブ思考の人ほど、
「1か月後にうつになりやすい」、
「関節炎などのケガの回復が遅い」、
「大学の成績が悪い」
といったことが分かっています。
ポジティブ思考になればなるほど、
人生が悪い方向に行くというわけですね。
そのため、私は、これらの実験結果とは正反対の
アンソニー・ロビンズなどの自己啓発よりも、
事実に基づいた心理学を学ぶことを勧めています。
それは、1人でも多くの人に、
人生を変えて欲しいと願っているから。
私は、業界の権威がどう言ったとか、
◎◎という本にはどう書いてあるとか、
そういたことを信じないようにしているのです。
代わりに数字やファクト、ロジックを
徹底的に精査するようにしています。
それが、お客様をもっとも幸せにする方法だという
信念があるからです。