こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は、私が最近聞いたスピーチの中で、
強いインスピレーションを得たものを紹介します。
それは、Appleの経営者、ティム・クックが
マサチューセッツ工科大学の卒業式でおこなった
基調講演の動画です。
ご参考:Appleティム・クックの卒業スピーチ「バカにするやつは放っておけ」
ティム・クックは、人生の目的を見つけるのに
もがき苦しみ、なんと15年もかかったという話です。
彼は、高校の時には
「人生の目的とは何になりたいか」だと思っていましたが、
それは人生の目的ではなかったそうです。
そして、大学の時には
「人生の目的とは、何を専攻するか」だと思っていましたが、
それもちがったとのこと。
そして、社会人になって、IBMにいたときには
「人生の目的とは、良い会社につとめ、昇進すること」
だと思っていたが、やはりそれもちがったのです。
瞑想をしてみたり、宗教を信じてみたり、
哲学を学んでみたりしても、
人生の目的は見つからなかったそうです。
そんな折、ティム・クックはAppleに入り、
スティーブ・ジョブズから薫陶を受けます。
そして、人生の目的を悟るのです。
人生の目的とは、とてもシンプルで、
「Serve Humanity(人類に仕える)」ことだと。
そして、「自分を超える何かのために働くことで、
人生の目的を見出すことができる」とも
ティム・クックは言っています。
英語のリスニングが得意な人には、
講演すべてがYouTubeで公開されているので、
ぜひスピーチの動画も聞いてもらいたいです。
とてもゆっくりとクリアな発音で話しているので、
非常に理解しやすいと思います。
ちなみに私は、すべての人の人生の目的が、
「Serve Humanity(人類に仕える)」ではないと
思っています。
ですが、それを差し引いても、
この動画には非常に価値があると感じますね。