こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、『孫正義の焦燥』という本を読みました。
これは、孫正義さんについての本で、
彼の幼少期の人種差別について、
まとめられていました。
孫さんは、在日韓国人なので、
子どものころに人種差別を受け、
自殺しようと思うくらい悩んだそうです。
そして、大人になった今、孫さんは
「在日韓国人でも立派な人間がいる、ということを
世の中に証明したくてビジネスをしている」
とのことです。
やはり、そうでしょうね、
私の予想どおりです。
大きなことを成し遂げる人というのは、
幼少期に、大きな「マイナス」を抱えていることが
本当に多いからです。
例えば、矢沢永吉さんは、広島の原爆の
被曝2世だったことが原因で、
両親を失ったあと、親戚をたらい回しにされました。
そして、その親戚たちを見返したいという反骨心で、
日本を代表する歌手になりました。
また、スティーブ・ジョブズは
「私が赤ちゃんのとき、両親は私を捨てた」という
強烈な思い込みからハングリーになりました。
(※実際には、捨てたのではなく、養子に出した、
というのが正確な表現ですが。)
このように、幼少期の強烈なマイナス体験が、
強い反骨心を生み、成功の理由になっているのです。
また、そこまで強烈ではなかったとしても、
子どもの頃に虐待されたりだとか、
夜逃げするほどの貧困だったりだとか、
両親が離婚をしたりだとか、
そういった「マイナス」を持っていて、
その反骨心で大きな成功を収めている人は多いです。
こう考えると、マーケティングのノウハウって
本当に薄っぺらいなあと思うのです。
欲とか反骨心のようなものが弱い、
草食系の人がノウハウを手にしたところで、
どうせ結果なんて出ないからです。
ビジネスでは、本当にメンタル・心理学が
成功に占める割合が高いのです。
これは、私の「自分最適ビジネス」の講座で
お伝えしているとおりですね。
ノウハウを学んでも結果が出ない人には
絶対に学んで欲しい講座です。
もちろん、大きなマイナスを持っている人全てが
大きな成功を収めるわけではありません。
大きなマイナスを、反骨心へと変えられない人は
どっちにしても、結果は出ませんから。
ですので、自分の欲や反骨心を高める方法を知らずに、
ノウハウばかり学んでいる人って、
本当に時間とお金がもったいないと思うのです。
ノウハウを学ぶ前に、
「結果を出している人はみな、欲や反骨心が大きい」
という前提になっている事実に気づかないと
ずっとノウハウを追い求める人生になってしまいます。