こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
メンター(自分にとっての師匠)を見つけて、
成功しようとしている人がいます。
今日、私は、こうした人に小さな警鐘を鳴らしたい。
それは、突き抜けた結果を出しているメンターほど、
心の闇が深いということです。
どの分野にせよ、突き抜けた結果は、
頭のネジが10本くらい外れている人でないと
絶対に出せないからです。
平均的な人は、平均的な結果しか出せません。
ですから、そういったメンターの心の闇を
受け入れてあげられる弟子でないと
弟子はつとまらないのです。
また、私は、メンターとは月のようなものだと考えます。
月というのは、遠くはなれて、
地球から見るととても美しい星です。
しかし、月に近づいていくと、
デコボコばかりのクレーターばかりが目について、
とても醜いことに気づきますよね。
たとえば、スティーブ・ジョブズを
イメージしてみてください。
彼のプレゼンテーションをYouTubeで見ると、
とても格好よく思えますよね。
でも、一緒に働いたことがあるスタッフにとっては、
スティーブ・ジョブズはただの暴君であり、
人格破綻者に見えるでしょう。
わかりますか?
すぐれた結果を出しているメンターほど
近づくと醜いものです。
その醜さを受け入れられる人だけが
メンターに弟子入りすることができるのです。
心の闇や醜さを受け入れる覚悟も持たないで、
「メンターに弟子入りする」と言っている人を見ると、
典型的な情報弱者だなあと私は感じるのです。
情報弱者ほど、リスクなしのリターンを求めますからね。
最後に、以前、メンターについては、
「ビジネス心理学」に記事を書いたので、
こちらも併せて読んでみてください。
ご参考:【保存版】メンターとは何か? メンターの意味から探し方、役割まで解説!