こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
※今日は、かなりの長文です。
アービンシャー インスティテュートという
アメリカの研究所が出した、この名著をご存知ですか?
この本は、自己欺瞞(じごぎまん)について
ストーリーで分かりやすく説明しています。
自己欺瞞とは、自分に問題があるのに、
自己正当化して他人に問題があると考える
悪い思考のパターンのことですね。
この本は、これからビジネスを始めようとする人全員に
読んで欲しいくらいの良い内容が書いてあります。
なぜなら、自己欺瞞(≒自己正当化)の
思考のパターンがよく出る人は
ビジネスでは絶対に成功しないからです。
ここで、抽象的な自己欺瞞という概念について
いくつか例をあげて説明しましょう。
例えば、私の講座「お金の心理学」に申し込んだ「直後」に、
こんなことを言う人が過去にいました。
・「お金の心理学」の、最初の音声を聞いてみたのですが、音質が悪くて聞き取りにくかったです。返金保証があるので、返金をしてください。
・私の携帯電話では、「お金の心理学」の会員サイトにうまくログインできませんでした。なので、お支払いをやめたいと思います。
・私は、「お金の心理学」のSNSで、他のメンバーとうまく交流できそうにありません。申し込みをキャンセルしてもいいでしょうか?
賢明なあなたであれば、
これらが自己欺瞞だということがわかりますよね?
まず、音質が悪いということですが、
これは自分の不安を正当化するために、
音質のせいにしているだけなのです。
おそらく、申し込んだ直後で不安な気持ちだったので、
何かケチをつけて返金を要求したのでしょうが、
私にはウソがバレています。
「お金の心理学」には500人もの参加者がいますが、
「音質が悪くて聞くに耐えない」という声は
その人以外で聞いたことはありませんから(笑)。
また、会員サイトにログインできないというのも、
500人もの参加者のうち、その人だけが言っていますから、
その人が改善すべき端末の問題です。
これも同じで、自分の不安な気持ちから目を背け、
会員サイトににケチをつけることで
現状から逃げようとしたのでしょう。
ただ、心理学の専門家には
そういうダサい手口は通用しません。
最後の、「SNSで交流できない」というのは、
その人の対人恐怖症などが原因ですから、
むしろ、「お金の心理学」を受ければ改善します。
いずれのケースも、自分の不安や恐怖から目をそらし、
不快な感情を他人のせいにしてケチをつけ、
自己正当化しています。
これらは、自己欺瞞の思考のパターンであり、
ビジネスで成功できない人の典型的な特徴です。
私はもちろん、こういう人に対しては
返金するなどの迎合した対応は一切とりません。
なぜなら、もし迎合した対応をしてしまったら
その人の自己正当化する思考のパターンが
もっと強化されてしまうからです。
もし私が迎合してしまうと、
「ああ、このパターンはうまくいくんだ」と
間違った思い込みが強くなるのです。
ですから、私はこういったメールをもらったら、
次のように答えるようにしています。
まず、私はあなたに対して絶対に迎合しません。
もし、自分が今、不安や恐怖のさなかにいるのであれば、それを他人のせいにして、他人にケチをつけるパターンはあなたの人生を破滅に導くだけなので、絶対にやめてください。
仮に私のせいにしたところで、あるいは私にケチをつけたところで、私がそれに応えることはありません。
ですから、そういった破滅的なパターンではなく、今日から自分の行動や思考を変えるパターンを「選択」してほしいのです。
そのための第一歩として、「私が今、恐れていることは?」と自問し、あなたが目を背けている不安や恐怖を特定してください。
そして、“他人にケチをつける”のではなく、「私がどう行動を変えたら、その問題を解決できるだろう?」と自問して、その質問の答えを行動してください。
それが、人生を変える唯一の方法になります。
もし、そのパターンを改善しなければあなたの人生はどんどん破滅していくことは保証します。
さてさて、人生って面白いものなんですよね。
その人の思考のパターンが、
その人の結果のパターンとして現れるのです。
ですから、他人に問題の責任を押しつける人は
いつまでたってもその問題が解決しないので
逃げても逃げても同じ問題が永遠に起き続けます。
・お金がない人は、いつまでもお金がない
・結婚できない人は、いつまでも結婚できない
・人間関係が悪い人は、いつまでも人間関係が悪い
・ビジネスで成功しない人は、いつまでも成功しない
・時間がない人は、いつまでも時間がない
それらのすべての元凶は
自分の思考のパターンなのです。
そのパターンを変えない限り、
人生が好転することはありえませんね。
コメント
いつもブログ楽しみに読んでおります。
「自分の小さな箱が脱出する方法」さっそく読んでいます。
大変興味深く自信を振り返っています。
早速もう一冊注文し、職場の長にも読んでもらおうと思っています。
これからも引き続き勉強させて下さい
ありがとうございました。