こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
たまに、インターネット上で「簡単に稼げる系」の
怪しい情報が流れてきます。
そして、そういった怪しい情報の多くは、
プロフィールに「意見」が多いのが特徴です。
これが、詐欺師を見極めるポイントの1つ。
一方で、ちゃんとした出版社から
出版をしている著者の場合、「事実」が多いのです。
ですので、その人のプロフィールにおいて
「事実」が多いか、「意見」が多いかで
その人のの信憑性を見極めることができます。
以前、どなたかのプロフィールで拝見したのですが
こんな「意見」がありました。
「インターネットマーケティングで結果を出している
起業家の多くは、◯◯(その人の名前)から
指導を受けていることで知られている」
私がそれを読んで感じたのは、
「いやいや、私は、この人から指導を受けたことも、
それどころか会ったことも一度もないよ」
ということでした(笑)。
もちろん、プロフィールの内容を
すべて「事実」だけで書くのはむずかしいですので、
「意見」が若干入るのはしょうがないことです。
しかし、明らかに「事実」を大きく歪曲した
「意見」を書いている人は、人格を疑いますね。
それでは、「意見」と「事実」の例をあげましょう。
※下記の、“”で囲った部分が意見です。
意見:クライアントには、“有名”な起業家も“多い”。
事実:クライアントには、本を書いた起業家もいる。
意見:出した商品は、“異例”のヒットになった。
事実:出した商品は、売上◯億円のヒットになった。
意見:年間1,000人に“影響を与えている”。
事実:年間1,000人と名刺交換をしている。
いかがでしょうか?
あとは、“日本No.1”とか、“世界No.1″といった表現も
散見しますが、“No.1”も事実ではないですよね。
ほとんどの場合、自分で“No.1”を名乗っているか、
せいぜい数人の人が“No.1”と言っているだけですから。
信頼のある第三者機関が発表したわけでもないのに
自分が知っている狭い狭い世界の中の“No.1”を
“No.1”と言っているだけの虚言です。
このように、プロフィールに「意見」が多い人は
基本的にはあやしい証左です。
・意図的にお客さんを騙そうとしている
・「意見」と「事実」の区別がつかない情報弱者
・誇大自己の塊で、精神的に幼稚である
上記3つが可能性として考えられるので、
いずれにせよ注意してください。