こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日の「やりがいと達成感についての話」に
男性の読者からこんなご返信がありました。
今日のメルマガ、
非常に興味深く読ませていただきました。
今まで「やりがい」と「達成感」との違いを深く考えたことがなかったですし、様々なことに対して「達成感」を求めて取り組んできたような気がします。
ご返信ありがとうございます。
この方に限らず、多くの人は(とくに男性ほど)
達成感を求めてビジネスをしています。
また、「カンタンに稼げる系」のノウハウに
手を出して失敗するのも、
やりがいを重要視していないからです。
ですから、ビジネスでは「やりがい」はとても重要です。
この場合のやりがいとは、このような感情のこと。
・お客さんやチームに対して貢献したいという気持ち
・自分の仕事が世の中の役に立っているという使命感
・自分のスキルや才能が開花している感覚
・その仕事をしているのが、ただただ楽しいという感覚
・お金ではない報酬(感謝、好奇心、理念、興味……)
なぜ、やりがいが重要なのか?
それは、やりがいの方が達成感よりも
モチベーション(=やる気)の効果が
ずっと長続きするからです。
ですから、達成感を燃料にして行動していると、
すぐにモチベーションが切れて行動できなくなるのです。
しかし、ビジネスって、1年や2年で
成功できるようなものではありません。
3年、5年、10年とコツコツと継続して
はじめて成功できるものです。
それゆえ、やりがいを燃料にしないと
成功する前に絶対に燃え尽きて、
ポキっと挫折してしまうのです。
今の私もほとんどやりがいのためだけに
仕事をしていて、達成感を味わえることは
ほとんどありません(笑)。
「カンタンに稼げる系」のノウハウでは
やりがいを味わえることはほとんどないので、
挫折者が多いのは当然の帰結なのです。
ですので、「お金の心理学」のリーダーズコースでは
参加者がやりがいを味わえるビジネスを
見つけるお手伝いをしているのです。