こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
心理学の用語で「自己欺瞞(じこぎまん)」
という言葉があります。
これは、自分の本心を「無自覚」のうちにだましたり、
嘘をついたりする状態を指します。
たとえば、あなたがテレビでお金持ちの人を見たとします。
そして、そのお金持ちに対して
「どうせお金持ちなんて、性格が悪い人だ」
といった考え方をしたとしましょう。
でも、待ってください。
それって、本当でしょうか?
あなたは、本心では「お金持ちは羨ましい」と
感じているのかもしれません。
そのとき、嫉妬している“見苦しい自分自身”を
受け入れたくないので、「無自覚」のうちに
お金持ちを攻撃しているのかもしれません。
テレビのお金持ちを攻撃することで、
その不快感から逃げようとしているのです。
そう、これが自己欺瞞です。
大切なことは、自分の心に素直になって
自分の本心を認めることですね。
「私はお金持ちに対して嫉妬しているんだ」
と、見たくないかもしれませんが、
自分の本心を自覚することが最初の一歩です。
そうすることで、収入を上げる努力をしてみるなど、
より良い未来のために努力ができますよね。
私たちは自己欺瞞をしている時ほど現状維持をしがちです。
自分の感情に素直になるようにしましょう。
そうしなければ、現実は変わらないからです。