こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日に引き続いて、マーケティングの話。
マーケティングを身につけるためには、
媒体ごとのコンテンツ(:内容)の
特徴をおさえておきましょう。
さて、マーケティングには、
ストック(:固定)コンテンツと
フロー(:流動)コンテンツという2つの概念があります。
ストックコンテンツ:
普遍的で10年後に読んでも役に立つ内容。定番ネタ。
フローコンテンツ:
半年後に読んだら役に立たない内容。時事ネタ。
例えば、本に向いているのは
前者のストックコンテンツなのです。
本というのは一度世に出してしまったら変更がきかず、
同じ内容を刷り続けるしかないからです。
ですので、普遍的な内容を書かないと
ずっと売れ続ける本にはならないのです。
一方で、メールマガジンでは
後者のフローコンテンツを扱うことができます。
例えば、ちょうど今ニュースになっている、
「舛添都知事が公費を使って別荘に行く件について」
といった内容は、メールマガジン向けですね。
それは、メールマガジンという媒体が
配信されてから3日間くらいしか読まれない
賞味期限が短い媒体だからです。
今日のまとめ。
媒体ごとに賞味期限が違うので、
それによってコンテンツの向き不向きがあります。
たとえば、私が運営している「ビジネス心理学」は
Googleなどの検索エンジンから集客をしているので
意図してストックコンテンツしか書いていません。
時事ネタを書いてしまうと10年後に読まれなくなるので
あえて時事ネタなどのフローコンテンツを削って、
賞味期限を長くしています。
一方で、FacebookやTwitterなどの媒体は
投稿してから数分間~数日間しか読まれないので
賞味期限が短い媒体です。
したがって、フローコンテンツを多めにして、
バズ(シェアやいいね)を集めた方がいいのです。
ちなみに、今日のブログは
ストック性が高いコンテンツですね。
実は、賞味期限が短い媒体では
フローコンテンツもストックコンテンツも扱えますが、
賞味期限が長い媒体では
ストックコンテンツしか扱えないのです。