
こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今回は、「完全版! マーケティング用語集77選」の
第5回目です。
前回までに、初心者から中級者までが知っておくべき
「本当に必要なマーケティング用語」を
マーケティングの流れ順に34個ご紹介してきました。
もし、まだ読んでいない場合は
第1回目~第4回目の記事を読んでみてください。
第5回目では、
10人中8人に「狙って」売れるセールスに必要な
マーケティング用語を11個解説します。
実際に、この売り方を実践することで
私はもちろん、私のクライアントも
売上が跳ね上がりました。
中には、月商が8倍以上になった人もいます。
これから、私がお伝えする内容を実践すれば、
あなたも必ず「狙って売れる」ようになれます。
ぜひ最後まで読んでください。
★各用語に3段階で重要度を設定しています。
基準は以下のとおりです。
【重要度1】
汎用性はないが少数の業種では極めて重要
【重要度2】
半分くらいの業種で極めて重要
【重要度3】
多くのビジネスで極めて重要
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『完全版! マーケティング用語集77選(第5回目)』
一流のセールスのための用語11選
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では、今回もあなたがダイエットトレーナーと仮定して
解説を進めていきます。
今、あなたは
このように感じていると想像してください。
「お客さんを集めたけれど、
どうやって販売すればいいんだろう?」と。
では早速、マーケティング用語を
解説していきましょう。
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販売のマーケティング用語11個
1.コンバージョン(CV)
2.コンバージョン・レート(CVR)
3.SPIN営業術
4.チャレンジャー・セールス・モデル
5.ホットボタン
6.オファー
7.クロージング
8.クロスセル
9.アップセル
10.ダウンセル
11.リテンション
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【1. コンバージョン(CV)】
意味:成約/重要度2
マーケティングの中級者などは
コンバージョンのことを略して
「CV」と呼ぶ場合もあります。
コンバージョンの意味は「成約」ですが、
元々の意味は「変わること」です。
つまり、「お客さんの状態が変わること」が
コンバージョンというわけです。
ですので、見込み客から成約客へ変わることだけでなく
冷やかしの人から見込み客へ変わることも
コンバージョンです。
たとえば、冷やかしの人が
あなたのLINEに登録したり
無料体験に申し込んだりして
見込み客に変わればコンバージョンです。
そして、もちろんその見込み客が成約したときも
コンバージョンです。
【2. コンバージョン・レート(CVR)】
意味:成約率/重要度2
成約を意味する「コンバージョン」に、
率を意味する「レート」を足した用語です。
コンバージョン・レートの計算式は、
変わった後の数 ÷変わる前の数 × 100です。
たとえば、ダイエットトレーニングの
ランディングページに100人が来て、
5人が無料カウンセリングに申し込んだとしましょう。
この場合、コンバージョン・レートは5%です。
【3. SPIN営業術】
意味:4種類の質問をする営業術/重要度2
売れる営業マンは、
話し上手ではなく聞き上手です。
商品の魅力を饒舌に語るよりも、
いろいろな質問をすることで、
お客さんのニーズを引き出すほうが売れます。
意外でしょ?
これが「SPIN営業術」という方法で、
同じ名前の本が由来です。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212149/pp2203-22/ref=nosim/
この意外な真実は、
世界3万5千件の商談を分析した結果わかりました。
私の周りのセールスパーソンの成功者は、
ほぼ全員この本を読んでいます。
私のクライアントは、この本の内容を実践して
月商が400万円から3,400万円になりました。
ヤバくないですか?
まさに営業のバイブルで、
高単価の商品を売っている場合に特に有効です。
ぜひセールスの前に読んで、
4種類の質問が何かを理解しておいてください。
【4. チャレンジャー・セールス・モデル】
意味:お客さんに挑戦する営業術/重要度2
「お客さんとの人間関係を構築するのが
うまいセールスパーソンほど売れる」と
あなたは思っていませんか?
しかし、真実は逆です。
実際は、お客さんに挑戦し、
議論をするようなセールスパーソンの方が
圧倒的に売れることが判明しています。
この営業術を、
「チャレンジャー・セールス・モデル」と言います。
この用語も、同じ名前の本が由来です。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212521/pp2203-22/ref=nosim/
90社6,000人の調査をしたという
強いエビデンスもあるオススメの本です。
興味があれば読んでみてください。
【5. ホットボタン(ペインポイント)】
意味:購入に直結する話題/重要度2
セールスでは見込み客の
「不満」「不安」「不快」「不便」「不足」
などの悩みをヒアリングします。
そして、その中で最も強く反応をした話題が
1〜2個あるはずです。
それが、ホットボタンです。
たとえば、ダイエットなら
「私はくびれていない」などですね。
お客さんが抱えるいろいろな悩みの中で、
ホットボタンだけをあなたの商品と紐付けて
何度も話しましょう。
【6. オファー】
意味:提案内容すべて/重要度3
あなたは、オファーと聞くと、
商品だけをイメージしませんか?
実際には、オファーの中には
商品に加えて割引や特典や返金保証、
支払いの選択肢や購入後のサポート体制なども含まれます。
とにかく、「提案内容すべて」がオファーです。
販売時にオファーの説明をしただけで、
お客さんが「欲しい」と思ってくれるようにしましょう。
【7. クロージング】
意味:契約/重要度2
クロージングが「契約」を意味することは
有名なので、あなたも知っていますよね?
見込み客に「買います」と言ってもらうことが
クロージングです。
ダイエットトレーニングの場合なら、
オファーを見せた後に、
お客さんに「申し込みます」と言ってもらうことです。
【8. クロスセル】
意味:関連商品の提案/重要度3
英語の「クロス」には
「横断」という意味がありますよね。
関連商品を横断的に提案するから、
クロスセルと呼ばれます。
要は「ついで買いの提案」です。
クロージングが成功しそうなときに行うと、
一定確率で買ってくれる人がいます。
ダイエットトレーナーであれば、
サプリやプロテインなどを提案すると
売上アップにつながるでしょう。
【9. アップセル】
意味:高額商品の提案/重要度3
アップ、つまり高い価格の商品を
売上を増やす目的で売ることが
アップセルです。
覚えやすいですよね?
タイミングとしてはクロスセルと同様に、
クロージングが成功しそうなときに提案します。
たとえば、ダイエットトレーニングの
6か月コースを検討している見込み客に対し、
「1年コースはいかがですか?」と提案するのです。
【10. ダウンセル】
意味:低額商品の提案/重要度3
ダウン、つまり低額の商品を売るからダウンセルです。
ダウンセルはアップセルの対義語で、
クロージングが失敗しそうなとき
少しでも売上を上げる目的で行います。
たとえば、見込み客にダイエットトレーニングの
6か月コースを提案したら断られてしまったとします。
そのときに
「それではお試しで2カ月コースをしてみませんか?」
と提案することです。
【11. リテンション】
意味:お客さんとの関係維持/重要度2
この用語の由来は、
英語「リテンション」を訳した「保持」です。
買う意思がないお客さんには、
あえてクロージングしないことが重要です。
なぜなら、押し売りしてしまうと
関係が崩壊してしまうからです。
ムリなセールスはせず、
それ以降は有益な情報を定期的に提供しましょう。
いつか購買熱が高まって買ってくれるからです。
販売のマーケティング用語、
11個の解説は以上です。
ここまでを実践すれば、
集客したお客さんが一定確率で
申し込んでくれるはずです。
駆け出しのダイエットトレーナーなら、
「これで私もダイエットトレーナーとして
やっていけるかも」と思っていることでしょう。
ここまで来ると、
あなたのビジネスに関する情報を集約して、
さらに売上を増やしていくために
「公式HPを作ろうかな」と考える時期ではないでしょうか。
そこで、次回は公式HPを作る際に必要な
7つのマーケティング用語を解説します。
公式HPは、設計の仕方を間違うと
まったく売上には繋がらず、
時間とお金の無駄になってしまいます。
ですので、見込み客の購買熱が高まるような
正しい公式HPの設計方法をお伝えしますね。
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「完全版! マーケティング用語集77選」の
第5回目は以上です。
もし、あなたが今後公式HPを作ったり
リニューアルしたりする予定があるなら
ぜひ次回も見逃さないようにしてください。